【最強ビジネスモデル】自分のために作られている。. | proudfoster

【最強ビジネスモデル】自分のために作られている。.

 【最強ビジネスモデル】  2010.11.15 No.0010
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数年前に読んだマーケティングの本を
読み返す機会がありました。

それは店舗向けに書かれた本だったからか、
本棚にあっても
その存在をすっかり忘れていました。

それが最近、愛息子(7歳)が
マーケティングに興味を持ち始め

「お母さん、あの本読んで~」

と選んだのが、その本
マーケティング実践術 小阪裕司著
だったわけです。

(漢字が読めないため、カタカナの
 マーケティングという字に反応した)

そして息子に読み聞かせをしていると
つい面白く、息子が眠った後
夢中で読んでしまいました・・・。

実は最近、

「自分のために作られていると感じるものを
 何であれ欲しがり、
 そう言った商品に最もよく反応する。
 自分をよく理解し、敬意を払い、
 きちんと評価してくれる人から買いたい。」

という話を聴き、それを自分自身の
買い物体験で納得した事がありました。

それを、この本が
別の視点から分かりやすく解説してくれた
という感覚だったのです。

本には、こう書かれていました。

  商品を売ろうとしてはいけない。
  「こんなのを待っていた!」
  とお客さんがワクワクして待っている状態を
  作らなくてはいけないのだ。

もちろん、必要なものを想定して
買うものを決めて買い物する事も
多々ありますが、
(たとえば、お醤油とか?コピー用紙とか?)

しかし、まったく買う事を決めていなくても
喜んで買ってしまうときは
まさに「そうそう、これよ~」の心理だなぁ
と納得したのでした。

そんな状態を作り出せたら
売る人も買う人も(その商品を作った人も)
とっても幸せです。

喜んでほしい!とか
びっくりさせたい!

という、子どもの頃の気持ちに戻って
アイデアを掘り下げていくのですから

このマーケティング視点は
かなり面白い!と、ハマってしまいました。

お客さんが
「そうとは気付かなかった必要や願望に気付く」
それを達成するために
売っているものが何であれ「体験」を買ってもらう
という意識を忘れてはいけない。

だから、その消費が
どんな体験を得るための手段なのか?
その意味を編集し、創造し、表現するのだ。
と、まとめられていました。

そんなワクワクする「事業」を構築するために、

「きちんと定義したニッチに向けた
 ユニークな商品を目指してアイデアを掘り下げていく」

ことが必要なのですね。

あなたは、そんな時間を充分にとって
掘り下げていますか。

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■今日のまとめ

・お客さんは、自分のために作られていると感じるものを
 何であれ欲しがり、そう言った商品に最もよく反応する。

・お客さんは、自分をよく理解し、敬意を払い、
 きちんと評価してくれる人から買いたいと思っている。

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