【魔法同盟Advent Calendar 2021 16日目の記事です】
当初はTwitterで連ツイするつもりで、140字ずつの塊を作っていたのですが、
アカウントを取得したまま放置してあったアメブロを思い出し、
直前にブログに変えました。
そのため、推敲しきれてない点、構成がおかしく、
話が前後するところがあるかもしれませんが、大目に見て下さいませ。
さてさて…
2年前まで、息子の部屋から真夜中に笑い声が聞こえると
「学校の友達でもない人と、どこで知り合ってどうやって遊んでるんだ?」と思っていた。
そんなおばちゃんプレイヤーがいまや毎日のようにボイチャ共闘するようになるなんて…。
ハリー・ポッター:魔法同盟を待ちわびて
ポケGOが出たときは、外に出ることを促す画期的なゲーム!と思って、息子とともに数か月遊んでレベル27あたりまで行った。
しかし、ジムで何を戦ったらいいかすらわからなかったため、そこから先なかなかレベルを上げることができず、しかも、ここは冬は雪が積もる地、ポケ活は冬を越すのは難しかった。
ポケモン自体よく知らない世代なので、モチベも上がらなかった。
そこにハリポタGOが出るらしいと聞き、ハリー・ポッターならポケモンよりよっぽど詳しいぞと、楽しみに待ちわび、
待ちわびたくせに日本リリース日ではなく翌日の7月3日にインストールしてゲーム開始。
私のアルバムの中でいちばん古い魔法同盟に関する写真は、2019年7月7日に保存したらしいバナー。
魅かれた理由1:コミュニケーション
最初の半年は日中電波状態の悪いところで働いていたので、デイリー任務をこなすのがやっとの毎日。
共闘難民LINEオプチャの存在を知ったが、地元プレイヤーはなかなか見つからないまま時はコロナ禍へ。
バス砦ができ、2020年5月のコミュデイ任務を共闘で完了しようというNHBPさんのアナウンスをLINEオプチャで見て、Discordデビューを果たした。
けれどもその後は家族の手前なかなかバス砦にいけず、パスワードすら忘れてログインもできないうちに、秋にボスレッスンが導入された。
これは赤本が圧倒的に足りない!と思ったとき、再びLINEオプチャにDiscordの案内があり、2021年1月にDiscordのアカウントを取り直した。
5月とは一変して多彩になったチャンネルがならび、
どこから何をしていいかわからなかった.
それでも人がいそうなところにいけばなんとかなるだろうと(年の功か)、ためらうことなく、いきなり共闘チャンネルに入っていった。
すでにこのころは仕事でもオンラインミーティングが多々あり、
家の中で家族の誰かが画面に向かって長時間会話していても
誰も気にしない状態だったので、
それからは家族に気兼ねなく夜な夜なボイチャ共闘へ繰り出した。
おかげで早々に三職マスターし、死ボス前に三職とも死ボスレッスンも完了した。
春からは、朝の共闘にも参加できるようになった。
共通の敵に協力しながら闘うこと、さらに闘いながらも原作やゲームの詳細について情報交換したり、ペットのこと、日常のこと、他愛ないおしゃべりを楽しことができた。
オンラインだからこそ距離の壁、年代の壁を越えて毎日のように接することができ、人とのつながりが広がった。
コロナ禍でコミュニケーションが疎になったからこそ、生の会話が活力の源であったといえる。
いまも毎朝共闘を募集してくださるアオさんには、感謝の気持ちでいっぱいです。
そしてなにより、魔法同盟を日々アクティブに続けてこられたのは、Discordを作ってくださったステさんの尽力の賜物である。
Disdordがなければ、ここまで魔法同盟を楽しめなかっただろう。
また、「隠れ穴」チャンネルのおかげで、原作や映画も複数人でチャットしながら楽しむこともできた。
私が魅かれた理由2:グラフィックの美しさ
なんといっても魔法同盟内でハリー・ポッターの世界観が映画に忠実である。変に子供っぽいアニメになっていない。
とくにジャイロで中に入り込めるポートキーは、細部にわたって作りこまれ、その中でいつまでもずっと見続けていたい気持ちになる。
もうすべてのスクリーンショットを額装して部屋に飾りたいくらいだ。
その美しいディテールの一つ一つについてのいわれをボイチャで聞くと、映画で確かめたくなり、さらに原作でも確かめたくなる。
魔法同盟リリース前、映画は知ってても原作は読んでいなかった。
しかしボイチャで話をするうちにゲームのグラフィックのもとを知りたくなり、Kindleで全巻読破した。
「呪いの子」まで読むと、ゲームのストーリーにも理解が深まってくる。
世界的ベストセラーの続編がゲーム内で語られる、このことも魅力のひとつだ。
私が魅かれた理由3:英国文化と魔法の歴史
魔法同盟ファンの中には原作ファンとは別にイギリス好きという人もいるだろう。
カナダ人の知人から呪文の多くはラテン語を知ると理解できると聞いた。英語圏の言語だけでなく歴史と文化を学べば、物語の奥行きを感じることができるだろう。
物語の背景を知ってさらに深く理解したいと思ったのは、
本嫌いな私にとって、年表まで自作した「赤毛のアン」以来の
珍しい出来事。
イギリスについて学校で学んだことはとうに忘れてしまっているが、その歴史的背景は魔法の世界の観点からも興味深い。
賢者の石発刊20年の記念として開かれる「ハリー・ポッターと魔法の歴史展」を楽しむために、図録を読んでいるが、
読めば読むほど、作者が魔法についていかに詳しく綿密な創作をしてきたかがうかがい知れる。
こうした知的好奇心を刺激する原作、その映画版に忠実な魔法同盟だからこそ、遊びながら学び、学びながら遊ぶことで相乗効果を生んでいる。
食いしん坊の私にとっては、文化の中でも食文化は一番の魅力。
ハリーの好物というトリークルタルトの「トリークル」がアメリカの「モラセス」とわかったときの点と点がつながるよろこび。
ホグワーツの大広間に並ぶごちそうはもちろん、隠れ穴やグリモールドプレイスでモリ-やクリーチャーが作る数々の料理。
そして、フェンリールに襲われて学校にも通えなかったリーマスのもとへ、ダンブルドア校長が直々にホグワーツへ誘いに来た時つまみ食いした「クランペット」
(本編中では、夜の騎士バスで漏れ鍋に着いたハリーにファッジがすすめたものとしてクランペットが出てくる)
※余談だが、このクランペットを作ろうと、型をポチったら私の勘違いで大量に届き、送料負担で返品。
痛い勉強代を払ったこともよい思い出。
クランペットの型 これをフライパンに載せて生地を流し込む
クランペットは1時間程度の発酵時間が必要。それをめんどくさがってホットケーキミックスで作ってみた。いや、これはクランペット型を使ったただのパンケーキだし(笑)。
この記事を書くにあたり、実際に英国王室のレシピ通り、薄力粉、強力粉、ドライイースト、砂糖、塩、牛乳、重曹を使って作ってみたクランペット
表面はカリっとして、中はもっちりした生地。表面の気泡にバターが染み込むところがポイント
おわりに
魔法同盟が私のスマホから消えたとしても、
ジム・ケイのイラスト版は出るたびに買うだろうし、
いつかは本場イギリスで聖地巡りをするだろうし、
その前に東京のスタジオツアーも楽しみ。
Discordサーバーを残してくれるという管理人さんのご厚意に感謝し、
ここで知り合ったみなさんとこれからも
ハリー・ポッターの魔法の世界を探求し続けたい。
いつまでも、何歳になっても好奇心は枯れない。
Harry Potter Wizards Unite will remain in our hearts forever.
魔法同盟は永遠に我々の中にあり続ける
Halfblood December 16th, 2021