クニミツの政 / 安童 夕馬, 朝基 まさし

著者: 安童 夕馬, 朝基 まさし
タイトル: クニミツの政(まつり) (1)
『サイコメトラーEIJI』を描いていた人が描いている「クニミツの政」。主人公はサイコメトラーEIJIにもたまに登場していたクニミツ君。彼はちゃきちゃきの江戸っ子のワル。現在政治家秘書として働いている。机に向かう受身の勉強は苦手だけれど、やりたいことのために必要な勉強の吸収は凄い。巻をおうごとに、そのカリスマ性が発揮されていく。
誰にでもわかるように選挙の話や、政治の話が織り込まれています。クニミツはわからないことはなんでこうなのか、純粋な視点で問題を切り込んでいく。加えて居酒屋で仲間と話すように人をひきつけ、周囲をひきつけながら彼は今日も日本を変える男に近づいている。
「サイコメトラーEIJI」を見たとき、絵の綺麗さと背景の細かさに当時小学生の私は驚いた。クニミツの政はこの国の問題をすげーやさしい言葉で示してくれてる。選挙参謀の「コーメイ」の周到な選挙作戦、他の選挙候補者の策略と思惑。話としても面白いし、政治にも興味わくと思うんだな。週間少年マガジンにて連載中。