火の鳥 / 手塚治虫 | 漫画のススメ presented by HANAKO

火の鳥 / 手塚治虫

明けましておめでとうございます。今は年賀状もメール主体だったりして便利だけどちょっと切ないなぁ。やっぱり手書きでしょ。初詣はひっそり月にお参りしました。というのも、地元の神社でアルバイトをしてから元旦には行き辛くて。。3がにち過ぎてからおみくじひいてこようかな。

酉年つながりで、火の鳥について。手当たり次第の本棚さんで火の鳥について書かれていたのでトラックバック。
言われてみると伝説の不死鳥の話って結構いろんなとこにありますねー。ハリーポッター2でもちらりと出てきてた。

鳥ってそれじたいが空を飛ぶし、昔の人にとって不思議な存在だったのかも。「鳥居」なんてあるじゃないですか。鳥居はそのまま鳥の居るとこなんですけど、この場合は鶏。鶏が鳴いて、太陽を連れてくる。そこから先は神に繋がる神聖な場所なんですね。
で、鳥居の形は鳥の止まり木から来てるらしいのですが、私はものごっつでかい不死鳥が止まるための止まり木だと思ってました。なんか空から連れてきそうじゃないですか?そんな文献は無いんですけど…。

火の鳥に話を戻しますと。
「不死」ってなんだかなぁ。
手塚治虫の話で、火の鳥シリーズにもあるけどよく輪廻転生が行われている。その中でこの「火の鳥」の「鳥」だけは不死で、登場人物というよりは出来事を見守っている存在。そう、なんか見守ってるんですよ。太陽みたいに。それで火の鳥なのかしら。彼女は死にたくならないのかしら?「もう疲れました。しばらく眠ります」って。太陽が眠ったらとりあえず生き物はほぼ死ぬ。もしかしたら火の鳥の寿命は太陽と同じくらいで、ものすごく長いだけで。その間生き物の母のような存在で、地球を見守ってるように思えたりして。