9年間好きだった人がいる。

主に精神障害者が働くパン屋さん(作業所)で出会って、お兄ちゃんみたいに優しい人柄と仕事がデキる所に惹かれて好きになった。

沢山沢山、甘えられた。


彼は、社交不安障害という心の病を持っていて、

最初の頃は、あまり深く考えずに接していた。

昔、5年間引きこもりだったと打ち明けてくれた。


私は、20代のほとんどを、精神科の病院に入院して過ごしていて、恋の対象は結婚しているイケメン看護師さんとかだった。


だから、男性とちゃんとお付き合いもしたことも無かった。


2015年12月、彼が就労支援のパン屋の作業所を卒業して、有名なパン屋さんにパートタイマーとして就職する。ということで、私は彼が作業所を辞める前に、連絡先と手紙、渡した。


その日、彼からメールが来たラブ


『ずっと素敵な人だと思っていました。』

と書いてくれてた。


そこからメールのやり取りが始まって。

私、気持ち抑える事ができなくて、メールで『好きです🩷』と送ってしまった。

そうしたら彼からの返事は、

『僕は不器用で同時に2つの事が出来ないんです。今は仕事のことでいっぱいで、寂しい思いをさせてしまうかもしれません、今は、お付き合いできないよ。時間をください。』

ということでした。

私は、【今は、】お付き合いできない、でも未来は…。と、とても前向きに楽観的にち捉えていたんです。


彼が、新しいパン屋さんで働き始めるって、その前日の夜に、電話が繋がった。

私、幼い頃から家族の中で3人姉弟の長女として、しっかりしていたから、ずっと誰かに甘えたかった。

電話で、思わず、『お兄ちゃん』と呼んでしまって、彼は、『お兄ちゃんでいいよ』と言ってくれ

た。

その日は電話で甘えまくって、お兄ちゃんはずっと『大丈夫だよ~、大丈夫だよ~』と言ってくれて気付いたら2時間経ってた。

私たちはうまくいく。

そんな気がしていた。




つづくウインク