私は、20代の頃、大変な症状に悩まされていた。

心が辛くなると、

勝手に大きな声が出て、1~2時間くらいだったかな?

ずうっと、『うわー、わー。』

と叫んでいたのだ。

本当に辛かった。

入院中も、頻繁にこの症状が出て、

同じ病室、病棟の人に次の日謝って回って、

肩身の狭い思いをしていた。

私は、決意した。

よくなるまで、家に帰らない。

その入院は、1年と9ヶ月にも及んだ。

その間、母親が見舞いに来た。

最初は、週1回、10分間の面会しか許されなかった。

ところが、私は、母が来るときまって具合が悪くなり、大声を出したり、かたまったりしていたのだ。

病室でも、

『親が来るとおかしくなる。』

だの、噂されて嫌な思いした。

先生は、私が、大声を出すことについて、

『大声は幼稚帰りのひとつ』

としか、言わなかった。

私は、大声を出した次の朝は、

必ず、他の患者さんたちに、

『昨日はすみませんでした。』

と謝って回った。

1年と9ヶ月…。

退院してから大声はなくなった。

本当によく頑張ったな、あの頃の自分。