インテリアデザイナー

女房が
男と出奔

人生に退屈した
わたしは
電車の通る
街角で
ポスター貼りを
生業にした

ある日
いたずら心で
段ボール

女の子の
絵を描いて
ポスター
の代わりに
張り付けた

意外にも
彼女は
魅力的だったようで
人だかりができる
ほど

そのなかの
ひとりに
手塚治虫

いた
彼はその段ボール娘に
魔法をかけた

すると
そこには
ブルック・シールズ

眼鏡姿で
立っていたんだ

わたしは
嬉しくなって
彼女を
家に連れ帰る

するとそこには
女房に
捨てられた
あいつが
いた

もしろん
わたしは彼を
追い出し
ブルック

素敵な人生を
始めたね