大きなホテル

クラス会

後から来た
既婚夫人
グループ

離れ離れになる

きづくと
バスの最後部に乗って
駅に向かっていた

うたげは昼間
だったのだろうか
バスは
確か
夜の街を
走っていたのに

高校生たちがたむろする

にはいる
プラットホーム
の電車
けど
切符売り場がない

構内を通り抜け
外に出ると
田舎の駅名を
書いた看板
その店に入る

カウンターがあった

そこには
子鬼たちが椅子に腰かけ
閻魔大王

わたしに紙切れを
わたし
説教する

となりでは
人間がいたぶられて
いた
気づくと
彼らは消え
壁になって

裏口から逃げ出し
走った
どこまでもどこまでも
見知らぬ街は
果てしもなくひろい

つかれたわたしは
ある家の戸口で
休んだ
すると
私の手には
またあの
紙切れが

そこを飛び出し
大きな
スクランブル交差点を
駆け抜け
坂道を
転がるように下った

抜け出せない


この世界に入りこんだのは
あいつのせいだ

母と二人で
寝ていたら
朝が来たので
起きた

母はまだ眠いという
それで
わたしは
隣の部屋で
朝風呂を
浴びようとする

木桶の風呂
底に
さいしょ手が見えた
そいつが
呼ぶ
なんだろうと
みていると
妖婆
だつた

気持ちの悪いやつ
どこかえ失せろ

叫ぶ
そうしたら
わたしは
ホテルの
宴会場で飲んでいたのだった

そして
既婚のご婦人たち