庭の畑に
父が芋やトマト・胡瓜
なんかを
植えている

母が
お前も
なにか植えろ
と言う

それでわたしは
てにしたものを
土に
埋めた

それは
どうやら
野菜ではなくて
記憶

ようだった

一面
黄色がかった
蓬色の世界
にゆくと
そこには
お城があった

小高い丘から
見物してると
合戦が
始まった

若い侍や
女の侍が
傷つき斃れてゆく
なのに
凄惨さがない

最後に
殿様が報告の文を
読んで
おしまい

そのあと
わたしは
草原で牛の乳絞りを
した

そして夢は
朝まで
続き
寅さん

目が覚めた