おぼえてる 長いアーケード街 を ずんずん と登って行く これはまるで 産道 めぐりみたいなモンだなぁ と 思いながら 登る 沢山のひとが ぞろぞろ そのなかに ひとり 綺麗なご婦人 : だれだったかな なんだか なつかしい顔 なのに 彼女は 冷たく 通り過ぎた : 登りきると 出口 なんだけど そこに待っていたのは ? やっぱり かんじんあところは わすれてら : 明日から 三月 ようやく冬も おわり