始まりは
実家で
みんながそろっている
夜
暴走族が
家の周りを
ぶんぶん
するから
警察
!
すると
わたしは
とある
海辺の旅館
にいた
岩だらけの絶壁に囲まれた
その岩壁
の
いただだき
:
お風呂を
済ませて外へ出た
海岸へと
続く
坂を下りて行くのだが
そこは
広小路
に
なっていて
なんと
大勢の人々が
ごろごろ
横たわって
いる
殆どは年老いた
人間ばかり
そこを
歩いてゆくと
海辺の町に出た
:
その宿の
まどから
裏の断崖を見ると
そこもまた
大勢のひとが
行列を
なして小道を下っているのが
見えた
どうやら
わたしは客ではなく
そこで働いているようなのだが
なにをしているのか
さだかではない
主人と思しき
男が
海を見ながら
わたしに
なにかを物語ったのだが
わすれてしまった
が
それは
なにかの因縁話
で
悲しいこと
:
そのしたの
港町
についたわたしは
海辺へと
足を伸ばす
そこも岩だらけの
浜辺だ
そこである光景を
眼にする
年老いた巫女
と
一人の荒々しい
鬼のような
男が
からみあい
いままさに巫女が
歓喜の声とともに
宣託を
告げようとしていた
それは
神聖さよりもグロテスク
なもの
:
そると
場面は転換して
わたしは
同僚と
二両連結の
街路電車に乗っていた
ずいぶんと
古い形で
まるでただの長方形をした
箱
一両目はやたら込んで
立錐の余地もない
それで
隣へ行くと
がらがら
老婦人がひとり
わたしたちに
この電車はむかし
土佐を走っていたのだ
と
話してくれた
:
そのうち
とある電停に着いた
その街は
どうやら京都のよう
そして
一軒の家に
入る
と
同僚が小指を折った
と泣き言を
いう
階段を
上ったところに
広間が
あり
そこに
荷をおろして
わたしがやすもうとして
目にしたのは
転がる
生首
だったような気がする
が
なにぶん
夢のこと
さだかではない