COMICAZZ コミカス KOMIKASS by Xavier P Kwashima

家の家具は
全部
どこかへ
しまっちゃって
何にもない
がらんと
した
家に
母や叔母たち
従姉妹

などが
集まっていた

なんだろな
お葬式でもなし
結婚式でもなし
なんとなく
誰かの
到着を
待っている
ようだ

わたしも
その場にいて
こどもに
お菓子を
あげている
次の間には
毛布が
山積み


しらぬまに
小さな
車で
ドライブ
するのだが
助手席の男
だれだろなぁ
ずいぶんと
長距離
カブトムシ
かな
やたら窮屈な車

どうやら
この
運転は仕事らしく
とある
たてものにつくと
同僚たちが
いた

知らない街
気づくと
鉄道の保線作業所
にいた
そこからは
原付バイク
道端に
小鳥

かえる

がいて見送ってくれた
親族の家に
もどるため
道を
はしるが
なかなか戻れない
ようやく
取り付け道路の
入り口まで
たどりつくと
着いたばかりの
親戚の小父さん

車から出てきて
妹は
もうすぐ来る

言い残していってしまう

なんだか知らないけど
安堵
するわたし
でした

ふむふむ
いったい
なんの
集まりだったんですかねぇ