たのまれて
緑色の
毛氈のような
色紙を
買いに行く
が
どんなものか忘れて
しまい
もどると
そこが
昔の鉱山跡の坑道
だということに
気づく
:
長い坑道
と
その
連結点
にある大きな部屋
そこには
たくさんの人々が
蠢いて
いた
:
食事のために
長い長い
行列を
する
メニューは
カレー
ひとりの
中年婦人が
ひしゃくから
大量に飲み込む
絶えられず
その場から
逃げ出す
:
大きな部屋で
わたしが
目撃したのは
ある男が
鬱
の女性に言い寄る
と
その女は
服毒自殺を
する
焼却炉の
まえにある
鉄の湯でがま
に入り
口から鮮血を
ながしなが
死んでゆく
彼女を
男たちが取り囲み
見ていた
:
出口のない
煉獄で
くらす
人間たちの
苦役
を
夢に
みるとは
なぁ
:
ありのまま
かけないような
出来事
を
自分の頭が
考えているのかと
おもうと
懊悩
するのであります
うむ