COMICAZZ コミカス KOMIKASS by 河嶋好太郎-kas-rev-9-6
二人が
フサインたちと落ち合う場所は
ローマ時代の水道橋跡
です
そこまではかなりの距離を
歩かなくてはならないのです
時間がおしい
二人は
ちょっと危険を冒して
ヒッチハイクを
しようとしたのですが
地図にある国道がなかなか見つからないのです
二人アヴィニョンニに
降りてい以来
ある種の不可解さを感じていました
けどそれを
はっきりと言葉に出来ずにいたのです
そんな道すがら
ポルコが
このアヴィニョンずい分昔に来たような気がする
この森を通り抜けた
思い出がある
と言い出したのです
コペチカは
きっと彼が以前にも旅行か何かで訪れたことが
あるのかしらと
思いましたがどうやら彼が言っているのは
そういう類のことではないようでした
ここには初めて来たはずなのに
どういうわけだろう
ポルコは自分でも判らない
不思議な気持ちを感じていました
どう考えても
この土地には見覚えがあり
誰かと一緒に過ごした
ところのようでした
けど
はっきりそうだといえる確信はもなく
杖代わりの
棒を
振りまわしていると
突然
誰かと暗くて深い穴を覗き込んでいる
ちいさなブタの姿をした
自分が
目に写しだされたのです
それは
すぐさま煙のように消えてしまったのでした
その時
コペチカの声がしました
水道橋よ