二人が
フサインたちと落ち合う場所は
ローマ時代の水道橋跡
です
そこまではかなりの距離を
歩かなくてはならないのです
時間がおしい
二人は
ちょっと危険を冒して
ヒッチハイクを
しようとしたのですが
地図にある国道がなかなか見つからないのです
二人アヴィニョンニに
降りてい以来
ある種の不可解さを感じていました
けどそれを
はっきりと言葉に出来ずにいたのです
・
そんな道すがら
ポルコが
このアヴィニョンずい分昔に来たような気がする
この森を通り抜けた
思い出がある
と言い出したのです
コペチカは
きっと彼が以前にも旅行か何かで訪れたことが
あるのかしらと
思いましたがどうやら彼が言っているのは
そういう類のことではないようでした
ここには初めて来たはずなのに
どういうわけだろう
と
ポルコは自分でも判らない
不思議な気持ちを感じていました
どう考えても
この土地には見覚えがあり
誰かと一緒に過ごした
ところのようでした
けど
はっきりそうだといえる確信はもなく
杖代わりの
棒を
振りまわしていると
突然
誰かと暗くて深い穴を覗き込んでいる
ちいさなブタの姿をした
自分が
目に写しだされたのです
それは
すぐさま煙のように消えてしまったのでした
・
その時
コペチカの声がしました
水道橋よ
!
