ポルコの頑張りで
かすり傷程度の怪我で
無事地上に降り立った二人です
デミトリーの指令では
フサインとアブドラの支援要員と
コンタクトを
とらなければなりません
彼らはアヴィニョンの郊外にある
ワイン農場で
待っているてばずなのです
・
危険を避けるために
街中の移動はさけてその農場を
目指さなくては
ならないのです
二人は
故障したローテ・ルフト号を林の中に
隠すと
デミトリーから渡された地図を頼りに
歩き始めようとしたのですが
なにやら
建物や道路などなど
目にするものと
地図とでは
ずい分違っているようなのです
?
二人は困惑しましたが
ローヌ川のほとりまでたどり着いたとき
幸い旧ローマ教皇庁を
見つけることができました
なんとか
これで自分たちのいる場所がわかったので
フサインたちの居所を
地図から追えそうでした
・
不思議だったのは
サン・ベネゼの橋は途中から川に流されなくなって
いるはずなのに
ちゃんと対岸までつながっていますし
教皇庁の城壁には
観光客ではなく
警備の衛兵が大昔のいでたちで歩哨に立っていて
あやうく見つかるところでした
?
これはきっと毎年の
演劇際の催しだと
二人は
考えたのですが
少しばかり腑に落ちませんでした
とにかく人気がないのです
彼らにはその方が
怪しまれずにすむわけですが
とにかく
待ちの暮らしにつきものの喧騒といったものが
まったく聞こえません
牛や馬そして犬の泣き声がときおり
風にながれてくるだけです
どういうことだろう
?
そういぶかしみながらも
とにかく
フサインたちに会わなければ
とい気持ちが
二人を
歩かせていたのです
