核爆弾を
眼にし写真に収めた
そのとき
コペチカ
は次の行動にすばやく
移ったのでした
!
トカレフを手に
ヴァヌヌに銃口を向けた彼女は
リュックの中から
あるものを取り出すと
それを
彼に渡しました
そして
赤いボタンを押すように
命令したのです
ヴァヌヌは
その言葉に従いました
・
それは運命のボタンなのでした
そのクリノメーター
のような小型の長方形の箱には
ポロニウム210
が放射反応するように仕組まれていたのです
つまり
それは
核爆弾の遠隔起爆装置
だったのです
!
安全機構などない
一度ボタンを押すと
それでおしまい
残り15分
で
ドカン
!!!
ふたりは
ポルコの待っている
宵闇の砂漠
へと
向かいます
核爆発の劫火から
逃れるために
!
脱げるすがら
ヴァヌヌが
問います
「なぜ爆発させる必要が?」
コペチカは
それに対する答えを持っては
いませんでした
自分がなぜそうしなければならないのか
彼女は
知らないのでした
それでいて
そうしなければならない
と
内なる
存在が命じていたの
でした
:
