COMICAZZ コミカス KOMIKASS by 河嶋好太郎-kas-rev-8-9
核爆弾を
眼にし写真に収めた
そのとき
コペチカ
は次の行動にすばやく
移ったのでした
トカレフを手に
ヴァヌヌに銃口を向けた彼女は
リュックの中から
あるものを取り出すと
それを
彼に渡しました
そして
赤いボタンを押すように
命令したのです
ヴァヌヌは
その言葉に従いました
それは運命のボタンなのでした
そのクリノメーター
のような小型の長方形の箱には
ポロニウム210
が放射反応するように仕組まれていたのです
つまり
それは
核爆弾の遠隔起爆装置
だったのです
安全機構などない
一度ボタンを押すと
それでおしまい
残り15分
ドカン
!!!
ふたりは
ポルコの待っている
宵闇の砂漠
へと
向かいます
核爆発の劫火から
逃れるために
脱げるすがら
ヴァヌヌが
問います
「なぜ爆発させる必要が?」
コペチカは
それに対する答えを持っては
いませんでした
自分がなぜそうしなければならないのか
彼女は
知らないのでした
それでいて
そうしなければならない
内なる
存在が命じていたの
でした