教皇のバビロン捕囚で有名な、ローマとは別の
教皇庁がたてられた場所、フランス王の影響下
フランス人枢機卿が教皇となったところです。
この地はまさに教会大分裂シスマの舞台であり、
普遍教会にとってはゆかり深いところなのです。
当時この橋の中島で人々が踊り楽しんでいたのが、
やがて歌となり「橋の上で踊るよ踊るよ♪」と唄われ
ることになりました。
クレメンス8世滞在の目的は、統一を回復した教会の
歴史を探訪するなどという意義あるものではなく、
ただの現実逃避であるのは前回お話したとうりです。
「異端」とはまさに普遍教会自信が生み出した災厄に
ほかならないのです。ジョルダーノ・ブルーノは火刑
に死するのですが、異端とされた彼の地動説は
ガリレオへと命脈を保ったのです。
子爵の本当の狙いと、カスタニーが果たすべき役割
とはいかに?
つづく
