アラクアラビタアルムーサー
アラクアラビタアルムーサー
ふたりがなにやら呪文を唱えます。
するとどうでしょう、丸顔の男が手にした
紐がなんとロープに変わるではありませんか?
「うわぁー、すごいすごい!」機械豚、ゴールドマン
も驚きました。
そのロープをするすると穴へと差し入れると。
「おーい、そこのあんた。つかまれ」と呼びかけました。
その声と額に触れたロープの感触にカスタニー、
どうやら正気を取り戻したようです。しっかりとその手に
ロープを握り締めました。
四人はかれをよいいこら引き上げたのでした。
こうして彼はやっとのことで戻ってきたのです。
その上、フサインとアブドラのふたりに、
彼らのご主人であるトゥールーズ伯様のお屋敷に
招待されることになったのでした。
つづく
