葦の小船にゆられてかれは
時をすりぬけ流れて行きました


COMICAZZ-090729k

博士は最期の間際に、彼を時空のかなたに
送り出したのでした。繭玉のなかには、
彼と葦舟、そして子豚とゴーストが詰められました。
博士はかれのためにもっとたくさん
いろいろな物をとおもったのですが、
時間がなかったのです。
ただひとつだけ博士は自分の思い出を
忍ばせました、それは紅絹のマントです。
アマリアの記憶をこめて。


どれだけの時間が過ぎたのでしょう、
波間を漂うまどろみから彼が目覚めたとき、
葦の小船はある島にたどり着きました。
それはバルダバ川に浮かぶ棺桶島です。
そこにはプレモントレ会の修道院があり、
彼を拾い育てた司教様はその院長だったのです。


このようにしてカスタニーは、
歴史の流れの中に現れることとなったのです。
彼は人間なのかって?
イーゴリ博士だけが知っています、
なぜなら、、、、


つづく