声はすれども姿は見えず?
透明人間カスタニー
あっ、あれは、アマリアとホゼじゃないか、
懐かしいなぁ。オーイ。」と彼は二人に
呼びかけました、けれど彼らにその声は
とどいていない?
アマリアは盲目のホゼが爪弾くバイオリンに
あわせて歌います。
♪子供が子供だったころ
自分が子供だと知らず
すべてに魂があり
すべての魂はひとつだった、、、、♪※
「おかしいな、俺のこと忘れちまったかなぁ?
おーぃってばよー、ヒターノス!」もいちど
叫べど返事はなし。
「あぁ、それは”こども時代の唄”じゃないか。」
そのもの悲しげな調べと歌声に耳を傾けた
彼の脳裏に、思い出が甦ろうとしていた。
つづく
