もしお馬鹿につける薬がご入用でしたら?

わたくしどもではこのようなご提案を、、、


COMICAZZ-090618faust

「機械豚君、わしは知っておるんだよ、君の欲する

馬鹿の特効薬。錬金術師に不可能はない、どうだね

知りたくはないかな。」

「博士、そりゃもう。うちの旦那の馬鹿が直るのなら

願ってもないことです。」

「なるほど君のカスタニーへの友情篤きものですな。

その情に惚れ込んで教えてつかわしたいのだが、

ひとつ条件があるがよいかな。」

「もうなんでもござれです、どんなことですか?」

「それは、、、」と博士が切り出したのは、ほかならぬ

黄金のホタテ伝説でした。このホタテと引き換えに、

馬鹿薬を進呈しようというのです。

「そりゃなかなか難儀ですねぇ、博士。」

「機械豚君、よくよく考えてくれたまえ。わしのその薬の

効き目は完全無欠ですぞ、臨床実験での結果は

100%の馬鹿回復率。皆すべて常人へと帰還して

おりますぞ!」

ずいぶんと自信ありげなファウストに圧倒され、

機械豚はホタテ探しの条件を飲みこんでしまいました。

当のカスタニーはといえば、馬鹿が直るの話に有頂天

そそくさと巡礼へと旅立った、というわけでした。


マルガレーテ嬢との恋の成就を夢見るファウスト、

カスタニーはだましたものの、、、、


つづく