なんでも望めば手に入る、かなわぬことなど
ありはしない!はずでしたが
なんてことないどこにでもありそうな飲み屋、
とおもって入ると、そこには、、、、
「いらっしゃいませ。」とこたえた婦人の
姿を目にしたファウスト、雷に身を撃たれます。
「おお、この心のときめきは!なんだろう?」
ファウスト博士かつてこのような感情を
覚えたことがなかったのです。
「博士それはですな、愛とか恋とか言われております、
なにやら得たいの知れぬ情動ですよ。」
「そうか、これが!」博士をそのようにしたのは、
女主マルガレーテ嬢でございました。
この日以来、博士は恋の虜です。あの手この手、
しまいにはメフィストを使っての篭絡も、てんでだめ。
「悪魔の業はいかに!」
「さてこれは、不可解で?」もとよりこれもメフィストの
たくらみごとでありました。
ほんとに女のひとって棘ある薔薇ですね、その
美しさに見とれて手を触れると、チクリ!
さて博士のその後は、、、、
つづく
