天下の知者ファウスト博士
窓辺にて物思い
今日はゼラニュウムの花と一緒です。なんだか
愛の詩人ペイネのようではありませんかね?
おや、可笑しい?そうでしょうなぁ、この無骨な
男には不相応ですからね。世人は私を悪魔博士と
陰口しています、どーなんでしょう?ただ私は
知識欲のために、真実の探求のため一身を
捧げているだけなんですがね。まぁよろしい、
世間とは、知恵なき人々とはそんなものです。
とこころでこの無聊はなんでしょう、このところ
まるで憂鬱症にでもなってしまったありさま、
なさけない。これというのもマルガレーテさん
のせいです、あの方の心はどうしてわたしに傾か
ないのでしょう。ふぅ、、、、」
と腑抜けなファウスト博士、どうしてかれは
こんなことになったのでしょうね?
それは、
つづく
