司教様さっそくルドルフ二世皇帝陛下に
カスタニーのお手柄ご報告
「ふむ、それでそのカスタニーとやら、
見事ラビめを捕らえたともうすのだな。」
「陛下、かような次第で。」
「大儀であった、これでゴーレム騒動も一件
落着でござる、おっとこれは遠山殿。」
「しかして陛下、そのラビ奴の処遇如何に
いたしましょう?」
「その者よほどの妖術使いと見える、が人を
殺めたわけでもなし、しかし大それた行いに
相違ない。司教殿はどうである?」
「わたくしは、追放がもっとも好ましき措置かと
存じます。とかくユダヤの民は厄介でありますゆえ。」
「なるほど、余もそう思うぞ。」
「御意のまま。」
ということで、ラビのプラハ追放が決まったのです。
こうしてカスタニーの活躍で戻った平和、
陛下の安堵は一方ならず、ユダに因んで
なんと彼に銀貨30枚を御下賜されたのでした。
アア正義のひとカスタニー?
これって真実のこと?
つづく
