この騒ぎに驚いたルドルフ二世は
急遽対策のための会議をひらきました。
宰相と司教が皇帝執務室に呼ばれたのです。

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「して、これは如何なることであるか?」と
皇帝陛下の下問です。
「陛下、臣民はつとに動揺しております。
あの魔人、まったくの恐怖!」と宰相がご報告。
「まさにこれは悪魔の仕業にございます。」
司教も同様に申し上げます。
「うむ、それはすでに承知しておる、なにしろ
朕が宮廷より、その魔人とやら目にいたした。
しかし、建物の破壊や人身への危害は起きては
おらにぬではないか。」
「左様、陛下の申すとおり事件といえば、ただただ
魔人の出現でございます。のう司教殿。」
「陛下、確かにそうではございますが、民心の
混乱はかりがたくございます。慎重なるご配慮
なくば、これら叛乱の芽となることもございましょう。」
「しかし実害のないというに、如何いたすか?」
「そうでございますなぁ、ともかく臣民の目に
訴えるなにごとか必要と存じます。」
「しかり、陛下なにとぞ!」宰相の言葉をうけ、
司教がもうしあげました。
「ではまず、知恵を集めようぞ。」
と陛下の御聖断。



というわけで、ゴーレム対策研究会となりました。
仔細は明日につづきます。