有川浩「県庁おもてなし課」は高知県にある【おもてなし課】と【一人の観光特使】の間に起きた本当にあった話とオリジナル恋愛ストーリーを融合させたお話です。

有川浩「県庁おもてなし課」

Uターンして県庁職員になった若者と過去に【パンダ誘致論】で伝説になった元県庁職。パンダで知り合った契約社員と県庁を憎む娘。観光特使になった高知県出身の作家。高知県の観光スポットを紹介しつつ、とにかく土佐弁がうるさいほど出てきます。

 

著者を含めみんな高知県民なのでそこも高知愛なんだと感じます。

 

映画を観ると、本を読むときのイメージ映像が映画のキャストに脳内変換され喋りだします。合ってますね。喋り方もかわいいし。

 

高知県庁おもてなし課については映画化に際して裏話などのサイトがありました。

■よさこいネット

https://www.attaka.or.jp/omotenashi/

 

地方の発展という点では茨城も同じことが言えるでしょう。一人一人が家に友人や知人を招待する感覚を市町村・県全体の規模で行う。その心意気、大事ですね。

 

観光特使(大使)という制度はどのふるさとでもやっているみたいで、茨城県庁職員もこの小説を読んで面白い事やってくれたらいいなぁ。

 

■データ

初版  :平成25年4月5日

著者  :有川浩(ありかわ ひろ)

イラスト:ウチダヒロコ

発行  :角川書店

 

ジャンル:社会小説(政治・行政分野)+恋愛

 

■KADOKAWA~一般文庫

https://www.kadokawa.co.jp/product/321205000210/

 

 

■高知県庁ホームページ~おもてなし課

https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/020201/

 

 

 

 

 

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