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コミックぱぱの部屋

子持ちのおっさんがマンガのことを書きますよw



つい最近、亡くなられた和田慎二さんの代表作といえば「スケバン刑事」と思いますが、「ピグマリオ」は完成度の高いジュブナイルとしても読みごたえのある作品ですね。
ま、ごく一部に、グロテスクな描写もあったりしますが、それ以外の部分では精霊の血を引くクルトの成長と活躍を描く良質なヒロイックファンタジーだと思います。

さて、「ピグマリオ」の詳しいストーリーはWikiでも見てもらうことにして、ここでは特にお気に入りのキャラクターについて書いてみましょう。

「ピグマリオ」のキャラクターで特徴的なものと言えば、なんといってもギルガドールですよね。
元々はトカゲ谷に住んで悪事を働いていた怪物ですが、クルトに倒されたのちに仲間になり、以降はたびたびクルトのピンチを助けることになる、(酒好きな)愛すべきキャラクターです。
とは言っても、その容姿はなかなかグロテスクで、鬼太郎の目玉おやじから胴体を取った感じ、といえば分かりますか?要するに目玉だけの怪物です(笑)
これが最初に登場した時は、その不気味な姿にびっくりなんですが、クルトたちと旅を続けていく間に、なぜかだんだんと可愛く思えてくるから不思議です。目玉なのにw

それから、クルトの運命の人であるオリエ。ここで言うオリエは実は二人いて、一人は人間界にいる(小さい)オリエ。そしてもう一人は精霊のオリエです。
この二人は性格も役割もまったく違ううえ、小さいほうはクルトと同じくらいの少女であり、精霊のほうは大人の女性という設定です。
でも、二人ともクルトに恋をしてしまう、というところが少女漫画的な展開ですね。

これらの仲間とともに、クルトは石にされてしまった母を助けるために旅をする、という話ですが、最後の最後まで息をつかせぬ展開が素晴らしいです。

全部で27巻になる大作ですが、おすすめです。