飼ったことは、まだ一度もない。
でもちいさなころから、ずっと彼らに片思い。
生身や生体はもちろん好きだ。
さらに、猫モチーフのアイテムは、家中に増えていくという、ぐあい。
奇遇にも、私が一番好きな映画の一つも、猫がでてくる。
決して猫が出るからという理由で推すわけではない、たまたま。
猫がいることでさらによいのだけど。
エミール・クストリッツァの「黒猫・白猫」という名で、
見ていると、自分がどんどん、この映画が作りだす渦に巻き込まれ、
楽しんで身を任せてしまう、これぞ映画!という、映画。
大学の卒論中の素材としても取り上げた。
そこに出てくる結婚式のシーンが強烈なインパクトを残す。
ヨーロッパの片田舎、ジプシーの家の結婚式だ。
音楽が鳴り響き、人びとが飲み、踊り、祝宴のがやがやとしたざわめきと、
野花で彩られたテーブルに、この農村ならではなのか、そこら中に白いアヒルの群れが歩き回る。
自分の結婚式はこれだ、と、学生時代から思っていた。
白猫と黒猫は、映画中にときたま効かせるアクセントになっている。
ウェルカムドールも、白猫・黒猫に決めた。(奇しくもわたしたちは、色黒・色白だからちょうどよいのだ)
猫の形のスタンプも購入したし、
ださくなったり、周りが引き過ぎぬよう、わたしたちの結婚式にも猫を登場させたいなあと、
思案するこの頃。
