観劇にはちょいちょい出かけているのですが(月に2、3回だけど)
感想がまとめられなくて「下書きに放置」がたまっています![]()
でもねー、今日はもう書かずにいられない心境です。
『夢醒め』素晴らしかった~![]()
【キャスト】
2017年に観ているので5年ぶりですね。
下村さんの配達人を生で観られる日がくるとは。
独特の色気がありますよね。
配達人はちょっと癖がある感じの方が好きなので、とても良かったです。
四宮ピコさんは前回と同じですが
当たり前だけどすごく上手になっていました。
中村マコさんは初めて拝見しました。
透き通るような美しい歌声でマコにぴったり。
この二人のコンビは歴代の面々にも引けを取らないと思います。
遊園地のシーンから早くも涙があふれてしまって
そのあともカワイソ子どもとかいちいち涙が出てしまい、こらえるのが大変でした。
中でも一番泣けてしまったのが老夫婦のお二人。
老人(山口さんも続投ですね)の妻を待っていると言うセリフからもう![]()
前も身につまされるなあと思ったのですが
今回はますます身につまされて鼻水まで止まらなくなりました。
アンサンブルさんたちのダンスも迫力ありました。
ただ席がありがたいことにかなりの前方だったので見づらかった。
もう少し引きで堪能したかった。贅沢ですね。
前回は配達人だった近藤さんが暴走族でしたが、絶対こっちの方が似合ってる。
ちょっと人の好さそうな暴走族でかっこよかったです。
加藤敬二さんをまた自由劇場で観られたのも嬉しかったし
三遊亭究斗さん(ミュージカル落語は何度も観に行ってます)の部長が
あまりにも部長で驚くほどはまってました。
加藤さんと究斗さんの共演がみたいっていうのが
実は一番の目的だったりしたので行けてよかったです。
ジャージーボーイズでも素晴らしい歌声を聴かせてくれた岡さんのメソ。
すごく良かった。メソだった。劇団四季の人になってた。最高。
マコ母の坂本里咲さんは同い年なんですよ。
少し歌がきつそうなところがあったんだけど、里咲さんでもそうなんだ
って妙に安心しちゃったりしてね。老いを感じるお年頃なので。
でも母の思いが歌にしっかり乗って伝わってきて、ここでも涙。
メソの自殺の理由とか部長の背景とか
「マコを探せ」に登場する人物名とか
時代によって変遷しているのも面白いですね。
言ってしまうと、うちの娘も名前の最初に「ま」が付く「マコ」なんです。
子どもが小さい頃、わたしはマコママと呼ばれていました。
だから本当に他人事と思えなくて...
これもこのお話が大好きな理由の一つです。
公演が発表になった時「今度こそ一緒に行かない?」と娘を誘ったのですが
スケジュールが合わなくて諦めたんです。
次こそはマコと一緒に行けるといいな。

