昨日の朝、学童のガラスが割れました。

土曜日の早い時間だったので
登所児は2年男子Tくん1名だけ。

わたしは部屋の奥で掃除をしていて
何か音がしたのでそちらを見ると
1枚の窓ガラスの左下に亀裂のようなものが見えました。
最初は何が起こったのか分からなかったのですが
その亀裂がどんどんと広がっていくのを見て
やっとガラスが割れたのだと理解しました。

慌てて外に出てみると
Tくんが金属棒(壊れた竹馬)を手にぼう然としています。
もう1人の先生がそばに付いていてくれたのですが
彼女の位置からはガラスが割れたとわからなかったようだったので
わたしがTくんにこんな事になってるけど
何をしたのか聞いてみました。

最初は「知らない」の一点張りでしたが
(たぶん予想もしなかった結果に驚いていた)
「この後(正職の)先生たちが来たら何があったのか説明しなきゃいけない。
起こってしまった事は仕方がないけど
お話はTくんが自分でしないとね。」
なんて話をすると
石を割ろうと棒で叩いていたら欠片が飛んだと教えてくれました。

学童のガラスはスクールテンパレックスという強化ガラスです。
割れると粉々になり鋭い破片は出来ません。
10年以上前になりますが
やはり2年男子が石を投げて割れた事があって
保護者の方たちが全部の窓に飛散防止シートを貼ってくれました。
その後何回か貼り替えもしています。
そのおかげで1枚のガラスとしての形状を保ってくれました。
シートの有難みをこれほどまでに実感する日が来るとは!


この写真は最終形態ですが
かなり長い時間ピシピシ、ミシミシと音がしていて
見ていると亀裂がどんどんと増えていくのです。
面白くて子どもたちと観察しました。
1年のSちゃんが「こんなの初めて見た」と言うので
「6歳で見られたなんてすごいね。こみも生まれて初めて見たよ」
いや、本当に滅多に見られないものを見せていただきました。

とんだアクシデントでしたが
出勤してきた正職の先生たちも「綺麗だね」と言って
みんなで記念写真を撮りましたウインク