病み上がりだけど気合を入れて行ってきました。
【キャスト】
佐渡の三世次:高橋一生
きじるしの王次:浦井健治
お光/おさち:唯月ふうか
鰤の十兵衛:辻 萬長
お文:樹里咲穂
お里:土井ケイト
よだれ牛の紋太/蝮の九郎治:阿部 裕
小見川の花平:玉置孝匡
尾瀬の幕平衛:章平
佐吉:木内健人
浮舟太夫/お冬:熊谷彩春
清滝の老婆/飯炊きのおこま婆:梅沢昌代
隊長:木場勝己
新井將人/妹尾正文/田川景一/丹宗立峰/出口雅敏/山野靖博
可知寛子/白木美貴子/鈴木結加里/般若愛実/福田えり/武者真由/森 加織
絢爛豪華な祝祭音楽劇の幕が開く!!
チラシにあったこのフレーズがやけに印象深く頭に残っていて
そのイメージだけで観劇に臨みました。
観て納得。
キャストさんが豪華なのはもちろんだけど
全員で醸し出す猥雑な雰囲気が何とも言えず豪華で
いまキャストを書き出して「え、これだけしかいなかったの?」と驚きました。
感覚では50人くらい出ていた気がする。
音楽がまた素晴らしくて、初見で1幕終わった時点で
「CD欲しい。歌覚えたい」と思ったのは初めてかも。
実際は歌詞がちょとアレなので人前では歌えそうもない歌が多いのですが
耳に体にとても心地良く、しかもバラエティーに富んでいてウキウキしました。
舞台に立つ高橋一生さんを観たのは「ガス人間」以来だから10年ぶり?
ものすごく醜い姿のはずなんだけど、漂う色気が美しかったです。
見ていて腹が立つくらい悪い奴で、本当にイライラしちゃいましたね。
それだけ役にはまっていたという事ですよね。
あっぱれでした。
浦井健ちゃんは今回もキラキラしてました。
王子さまが似合う38歳。ソロ曲もノリがよくて素敵でした。
最初の1時間は出てこないと聞いていたので
登場したときに「あら、もう1時間たったんだ。早い」と思いました。
進行役の木場さんがさすがでした。
こういう要所にベテランがいると舞台が締まりますね。
阿部さんはいったい何役やってたのかな。
2階席で顔は良く見えなかったのですが声が聞こえるたびに
「阿部さんだ」「あれ、この人も阿部さん」「またまた阿部さん」って感じでした。
シェイクスピアの37作品全部を盛り込んであるというので
結構考えながら見ましたがほとんどわかりませんでした。
もちろん「ハムレット」やら「マクベス」やらその他有名な話はわかりやすく出てきましたが
セリフ一言だけ、もあったみたいだし。
これじっくり解明したら面白いんじゃないかとも思います。
大昔に『三人でシェイクスピア』というやはり全作品を駆け足で盛り込んだ舞台を見ましたが
あれも面白かったな、と思いだしました。
久々に開幕前に2回分のチケット押さえたのはナイスチョイスでした。
もう一回観にいけるのが楽しみでなりません。
今回の観劇は高校からの友人(浦井ファン)とうちの妹と3人で。
妹が初浦井だというのをその場で知りました。
あと「丹宗さんも出てるんだね」といわれて、そういえば丹宗さん好きだって言ってたね。
あまり役者さんには詳しくない妹ですが「丹宗さんはわかりやすかった」と喜んでいました。
観劇前にサンドイッチでランチ。
帰りにロフトに寄り道して4月からのほぼ日手帳を購入。
うっかりしてると売り切れてしまうので手に入れてほっとしました。