4年ぶりに日生劇場に帰ってきた市村スクルージに

4年ぶりに会いに行ってきました。

 

 

 

【キャスト】

エベネザー・スクルージ:市村正親
ボブ・クラチット:武田真治
ハリー/若き日のスクルージ:田代万里生
イザベル/ヘレン:実咲凜音
トム・ジェンキンス:畠中 洋
ジェイコブ・マーレイ:安崎 求
クラチット夫人/過去のクリスマスの精霊:愛原実花
フェジウィッグ夫人:今 陽子
現在のクリスマスの精霊:今井清隆

阿部 裕/板垣辰治/高橋ひろし/中西勝之/藤田遼平/松井慧夢/萬谷法英
家塚敦子/伽藍 琳/小島亜莉沙/七瀬りりこ/三木麻衣子/森 加織/横岡沙季

飯田汐音/加藤憲史郎/小林百合香/瀧澤拓未/持田唯颯/山田樺音
ティム:川原瑛都/鳴海竜明(Wキャスト)

 

12月にこの舞台を観られる幸せ❤

観た後はみんなに「メリークリスマス!」と声を掛けたくなります。

とても温かくて素敵なお話です。

 

プリンシパルの方たちは前回とほぼ変わっていないので

抜群の安定感があり、観ていても安心感がありました。

 

スクルージはすごく嫌なじーさんなのに

市村さんが演じているとお茶目で憎めなくなります。

歌声も伸びやかで素晴らしかった。

 

万里生くんのなんと爽やかで素敵なこと!

舞台で観るたびに惚れてしまう。

 

そして涙なしではみられないのが武田シンディさんのボブ・クラチット。

人間は強くなければ本当の意味で優しくはなれないんだろうな。

あれだけ皆に嫌われていて自分をこき使うスクルージに対しても敬意を表すことができ

苦しい中でも前向きに明るく生きている

その姿をみているだけでも涙が止まらなくなります。

 

改心するスクルージをみていると

何歳になっても自分で気づいて変わろうとすれば変わることはできるし

それに気づかせてくれる人達が周りにいてくれて

「良かったね、スクルージ」と思います。

 

それと、町の人たちには(死んでくれて)ありがとう♪って

言われてしまう彼が生まれ変わることができたのは

ボブと甥っ子のハリーという自分を肯定してくれる人がいたからだと思うんです。

全員に全否定されたらきっともっとひねくれてしまうのでは。

悪い行為を非難することはあっても

その人の良いところはきちんと認めてあげる事が大切

と、この舞台を観るたびに思うのですが

すぐに忘れてしまいます💦

子どもたちの保育でも大切にしなければいけない部分

 まだまだ修行が足りません。