大学を卒業して、目指していた大手金融機関に就職が決まって

何もかもが上手くいっていた


【自分の努力でどうにだって世界を変えられるんだ】

 

まさに無敵志向の世界の中心に自分がいるかのごとくだった

 

大学の友人も徐々に大手に勤めてバリバリ営業している子や

同期でも意識の高い子としかつるまなくなって

私は旧友に会う度に「なんか変わったね」と言われるようになる

 

「いつまで子供でいんの?大人になりなよ」心の中で何回そう思ったことか

大学生みたいに好きなことして生きていく時間は終わったんだ

社会人になって考え方も生き方も変えないといけないんだ

いつまで働きたくないとほざいてんの?

そう何回思っただろうか

 

でも私は本当の大人を知らなくて、大人になるにはまだ早くて

すごくしんどくて辛くて、周りからできる子だと評価を受けるたびに

もっと頑張らなければと自分の首を絞め続けて

 

私は第一志望だった会社を3年と少しで辞めたんだ

やりたいことで生きていくと決めた優秀な友達は

最初こそベンチャーや中小で働いていたけど

フリーランスとして活動したり、

楽しく仕事続けながら、結婚して子供もいる子も

 

私は無敵だったはずだったし、誰よりも大人だったはずなのに

気づけは1人で

気づけば誰よりも大人になれてなくて

気づけば何ものにもなれなかったんだ

 

時には自分の選択が間違えてしまうこともある

落ち込んでしまって、立ち直れなくて

周りがうらやましくて、友人との関係も見てられなくて

絶ってしまうこともある

 

「誰だって努力はできる」

 

でも何に向かって努力したらいいのか

 

もう2年ぐらい試行錯誤の毎日です

来世でもう一度自分になれるなら、きっともっとちゃんと

大人になるからね