誰にでも、生きていれば、つらいことがあり、ストレスがあります。
親しい人を亡くす、失恋、離婚、職場や学校、家庭、身近な人間関係、
経済事情、ペットに死なれる、身近なひとに嫌な事をいわれた等々。


それが引き金になって、つい「どか食い」、「衝動食い」、
過食に走ってしまうのは多くの人に経験のあること。
それがダイエット挫折やリバウンドの大きな原因になっているのは
明らかなのに、何故これまで研究者はこの問題とその原因をちゃんと
研究してこなかったのか?

ダイエット理論や正しい食事指南があふれているのに、それはおかしい!
という問題意識から、テンプル大学のチームが取り組みを始めた
ということを数日前の報道で知りました(付記1)。

「どか食い」の、心理的要因、引き金、それに基づいた日常に応用できる対策を
栄養学の専門家は示してきていなかったという反省から研究を始めたと
いいます。
それには共感しました。

原因や具体的な方策はまだ詳らかにされていないのですが、
基本の原因はストレスにかかわるものです。

ストレスマネージメントの専門家や脳学者が挙げる、「どか食い」防止策は
数多くあるのですが、代表的なものを挙げてみます。
「どか食い」したくなったら、

・シャワーを浴びる。
・料理の下ごしらえをする、洗濯物を洗い始めてみるなど、
家事にとりかかってみる。
・好きな歌をipodなどで聴きながら歩いてみる。
・食べ物をそばにおかずに友達に電話する、メールを打つ、
好きな雑誌を読む。
・ウインドゥショッピングをしてみる。
・前の食事で食べたものを一つ一つ思いだしてみる。
(不思議なことに前日の食事では効かないことが研究で明らかに
なっています)。付記2
・食事のときは食事に集中する(「ながら」を避ける)。
→そのあと空腹感がきにくくなる。
・早足で歩いて、入ろうとした店を通りすぎ、もうすこし
遠くの店まで行ってみる→歩いているうちに冷静になれる。
等々。

夜の街
脳科学の研究で、腸が送る信号も脳に情動を生み出すことが
知られています。食べ物は、セロトニンなど神経伝達物質の
出方に影響を与え、気分を変動させます。自律神経にも
影響を与え、心の状態を変えます。
ダイエットはやり方次第で心を強くも弱くもする
ということであり、いかに重要かと改めておもいます。
虹
オスカー女優のジェニファー・ハドソンが27キロのダイエット
に成功して、話題になりました。
意地の悪い報道もあれこれ出ていますが、私は、彼女の晴れやかな
顔に心を動かされました。
デビュー前、彼女がオーディション番組で頑張って張っていた頃
から応援していたということもあります。
それだけに、彼女のお母さんと兄が殺害され、容疑者として逮捕された
のがお姉さんの元夫だったという衝撃的ニュースには心を痛めました。
ありえないくらいつらい体験をした彼女が、ダイエットのおかげで、
力をもらった、自信を持ち直せたと言っていることに、
グッときました。

ジェニファー・ハドソンは心を強くするダイエットができた
のだろうとおもいます。

ストレス対策やメンタル面については数多くのポイントが
あるので、ゆっくりレポートしていくつもりです。

付記1 4月7日付 テンプル大学ホームページ。Physor.com他数紙による。
付記2 数年前、ヴァーミンガム大学が行った実験で、
一つの裏付けが得られています。レコーディングダイエットに科学的根拠を与えるもので
もあるとおもいます。