日本の六月は梅雨
と言っても
初め頃は
初夏の爽やかな日が続いていました
デュランタ・タカラヅカが塀から溢れて咲いてます
河川敷の埋立地に
同じような草が茂っているのが気になって
名前を知りたくなった
やっと近くで写真が撮れて調べたら
メドハギだと分かりました
土壌を固めるために植える雑草のようです
気持ちがいい日が続くので
川上の方を散策することにしました
この地区に引っ越してきてすぐの頃
行ったことはありましたが
それ以来の二度目です
護岸などの河川工事も進み
周辺に住宅も増えて道路も舗装されたりで
だいぶん歩きやすくなりました
わたし好みの紫の花
調べたら
ソラナム・ラントネッティーという
舌を噛みそうな名前でした
川沿いの小道を
ズンズン歩いていくと
畑もありました
美味しそうです
そばには
キキョウソウ
ユウゲショウ
イタドリ
オキザリス・ レグネリー
これは雑草ではないようです
紫色の葉っぱのカタバミだ
ちょっと不気味だと思ったけど
それなりに個性派でアリだと思う
川向うには
紅白のキョウチクトウ(夾竹桃)
昔はよく街路樹などで植えられてたけど
毒があるということで見られなくなってきた
知らない町の庭を覗くと
黄色いスカシユリが凛と咲いている
ヤマアジサイと西洋アジサイの交配改良品種という
火渡り (ヒワタリ)だ
ブルーの蕾も趣があって好きだけど
咲くと白くて華やかになるのだ
六月の中頃になると
曇りの日が増え始め
背振山がぽっかりと浮かんで見える日もあった
あやしい雲が出る日もあって
フウランが咲いて
関東は真夏の暑さだとテレビで言ってても
福岡はまだまだ暑くはなく
散歩の時に摘んできた
月見草(正確にはコマツヨイグサ)が
月を見上げて咲いたりして
夏の準備で公園の除草が行われ
町内会のおじいさん達もせっせと草を刈ってくださり
その空き地に
ねじり草が
楽しげに咲き始め
カンナが咲き始めると
もうすぐ夏が来ます
そうそう
大牟田線の天神駅で
"THE RAIL KITCHEN CHIKUGO(ザ レールキッチン チクゴ)
という電車が出発していくのに遭遇した
なんか楽しそう
美味しいもの食べながら
筑後平野の夏を楽しむのね
夏はすぐそこまで来てる
偶然テレビをつけると歌ってました
なんて験(げん)の良い
やっぱりいい声
今年こそは紅白楽しみにしてますね
と思いながら
蝉の声を待つのです
ベコニアちゃんと一緒にね