山田さん(仮名)は
もう何十年も警備員をしている
そして奇妙な体験をしました
あのビルには
もう行きたくはありません―――
山田さんはそう言います
今から十年ほど前に体験した奇妙な体験のせいです
山田さんは都内のビルの夜間警備に配属された
そのビルは当時
ある事件に巻き込まれており警備も厳重にされていました
モニターを監視する同僚を残し
山田さんは巡回に出た
夜のビルは静まり返り
恐怖感が湧いてくる
特に問題もなく
ビルの最上階まで辿り着くと
まだ残業しているOLがいた
薄明かりの中で机で何かしている
「遅くまでご苦労様です」
人がいた事が少し安心したのか
嬉しくなり声を掛けた
すると女性は
過去のデータが無くて探しているのだと言った
無表情な顔が
なんとなく恐怖を感じたが
「手伝いましょうか」
・・・そう言いながら近付くと
彼女から異様な臭いがしていることに気が付いた
肉を焦げるほど焼いたような臭いだった
なんでこんな匂いがすんるだ?
山田さんがそう考えていると
突然彼女は喚きながら書類を床にばらまいたのだ
狂ったように喚き暴れる彼女
混乱しながらも
それを必死で止める山田さん
しまいには、彼女は書類に火を着けた
「こんなもの燃えてしまえ!」
笑いながら
自分の服にも火を着け始める
山田さんはオロオロしながらも止めようとする
しかし炎は一瞬で全身に燃え広がり
彼女の顔には皺が入り老婆のようになってゆく
女性の髪も炎に包まれ
絶叫が響きわたる
地獄絵図を見た山田さんは腰を抜かして座り込んだ
そこに監視カメラを観ていた同僚が駆けつけた
「大丈夫ですか山田さん!」
・・・その声に我に返る
「いいところに!!女の人が火を、火を。。。」
・・・そう言いながら指刺すと
そこには誰もいない
確かにそこに女性が・・・
・・・と驚く山田さん
すると同僚は言いました
「あれは千年OLですよ。元々このビルで自殺した女性なんですが、何年も何十年も繰り返しているんです。」
山田さんは愕然となり同僚の顔を見ていた
「きっと百年でも千年でも繰り返すんでしょうね。。。」
山田さんは・・・
そのビルの担当を一日で断ったそうです
__________________________________________________
このお話は・・・
激震都市伝説さんで見つけてきました
もう何十年も警備員をしている
そして奇妙な体験をしました
あのビルには
もう行きたくはありません―――
山田さんはそう言います
今から十年ほど前に体験した奇妙な体験のせいです
山田さんは都内のビルの夜間警備に配属された
そのビルは当時
ある事件に巻き込まれており警備も厳重にされていました
モニターを監視する同僚を残し
山田さんは巡回に出た
夜のビルは静まり返り
恐怖感が湧いてくる
特に問題もなく
ビルの最上階まで辿り着くと
まだ残業しているOLがいた
薄明かりの中で机で何かしている
「遅くまでご苦労様です」
人がいた事が少し安心したのか
嬉しくなり声を掛けた
すると女性は
過去のデータが無くて探しているのだと言った
無表情な顔が
なんとなく恐怖を感じたが
「手伝いましょうか」
・・・そう言いながら近付くと
彼女から異様な臭いがしていることに気が付いた
肉を焦げるほど焼いたような臭いだった
なんでこんな匂いがすんるだ?
山田さんがそう考えていると
突然彼女は喚きながら書類を床にばらまいたのだ
狂ったように喚き暴れる彼女
混乱しながらも
それを必死で止める山田さん
しまいには、彼女は書類に火を着けた
「こんなもの燃えてしまえ!」
笑いながら
自分の服にも火を着け始める
山田さんはオロオロしながらも止めようとする
しかし炎は一瞬で全身に燃え広がり
彼女の顔には皺が入り老婆のようになってゆく
女性の髪も炎に包まれ
絶叫が響きわたる
地獄絵図を見た山田さんは腰を抜かして座り込んだ
そこに監視カメラを観ていた同僚が駆けつけた
「大丈夫ですか山田さん!」
・・・その声に我に返る
「いいところに!!女の人が火を、火を。。。」
・・・そう言いながら指刺すと
そこには誰もいない
確かにそこに女性が・・・
・・・と驚く山田さん
すると同僚は言いました
「あれは千年OLですよ。元々このビルで自殺した女性なんですが、何年も何十年も繰り返しているんです。」
山田さんは愕然となり同僚の顔を見ていた
「きっと百年でも千年でも繰り返すんでしょうね。。。」
山田さんは・・・
そのビルの担当を一日で断ったそうです
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