私が通っていた大学のある町では
毎年8月に花火大会が行われます花火




それは異常な冷夏と悪天候が続いた年で
霧状の小雨が降る中
花火大会が強行された時のことでしたるんるん




いつもは大学近くの川沿いの土手でみるのですが
低い雲間に隠れて花火がみえませんしょぼん・・




見えるとこまで行こうと
私は土手の細い道を歩き出しましたパンダ




毎年大勢の人で賑やかなのに
悪天候と肌寒いせいか人影が全く見えません悩む




さすがに不気味さが感じられたとき
前方に黄色い傘が開いた状態で
道端にころがっているのが見えましたえっ




人がいる・・・
私はなんとなくホッとしましたパンダ




どんどん近づくにつれ
おかしなことに気づきました無言




全く人の気配がないのですNG




川の近く
土手の上・・・
辺りを探すのですが
やはり人影はありませんモヤモヤ




忘れ物か風で飛ばされてきたのかな・・・
そう考えながら
その傘に近づいていきましたちら・・




その傘を通り過ぎるとき
中を覗き込んで見ましたモヤモヤ




小学3年ぐらいの男の子が傘の中にいました喜ぶ




なんだ・・・やっぱり人がいたんだ・・・るんるん




ホッとして顔を上げ
何気にその後方の大きな木を見やると
その長く伸びた木の枝に
3人の大人が
ぶら下がった状態でジッと私を見下ろしていましたがーん!!




驚いた私は足早にその場を離れました不機嫌




しばらくして落ち着きを取り戻した後
自殺現場に遭遇したのなら警察に通報しなくてはと思い
来た道を戻りましたが
場所すら特定できませんでした緊張ブルブル



      
前年の花火大会で小学生が
バイク事故で死んでいるのと
この土手沿いには首吊りで有名な木があると
以前先輩が話していたのを思い出したのは
その後でした汗・・





__________________________________________________鉛筆
このお話は・・・
激震都市伝説さんで見つけてきましたスイカ