金沢町家に賃貸で住んでいます 
レトロ好きな私が一目惚れして借りた古民家ですが、住んでみて大後悔。もう早く引っ越したい！
条件に合う賃貸物件がないので、近所に中古住宅を630万円で買いました（安！）
家購入についてはまた詳しく書こうと思いますが、前回記事の続きで古民家の後悔ポイントを買いてみたいと思います。
古民家暮らし後悔その１ 「大地震なんて起こらないと思い込んでいた」
地震が怖すぎた！住んで3ヶ月目の元日、能登半島地震が発生。金沢市も揺れました。壁には大きなひびが入り、これ以上大きな地震が来たら絶対にこの家倒れる…！と確信しました。
近所の人からも「余震の時に外に出てたら、他の家は揺れてないのにお宅だけグラグラ揺れてたよ」と言われました。
新しい家に比べて圧倒的に耐震が弱いのです。安全性を重視しなかったことは、本当に本当に心から後悔しています
古民家暮らし後悔その２ 「家の傾きによって体調不良が起こる」
入居後に家の傾きが原因で体調不良が起こることを知る。
家を内見した時から家の傾きには気がついていました。
でも案内した不動産屋がたいしたことないみたいな雰囲気だったので、あまり気にしていませんでした。
いや正確には家が可愛くて住みたかったので、気にしないようにしたというのが正しいと思います。
地震後、家の傾きが気になり、ホームセンターで下げ振りを買って、測ってみたら我が家は許容範囲を大きく超えていることが判明。
わかりづらいのですが、上（貼り付けた部分）から壁までの距離は5cm、下の針と壁の距離は4.6cm〜4.7cm。少なくみても上下の差は6mm。
つまり6/1000傾いていることになります。
この数値ってどうなん？と思って調べてみると、
「6/1,000以上の傾きがあるとめまいや吐き気、頭痛などの症状が出る方が多いようです」とのこと！
実はこの家に住んでから、目眩や吐き気、貧血などありました。
もともと私は貧血になりやすい体質だし、新しい生活に疲れてるのかな、ストレスかなくらいに思っていましたが引っ越してきてから実は家族全員感じていたのです。
特に傾きが酷い2階にいる時になりやすいという家族一致の見解。
体調不良の原因は家だったのか！
もしかして慣れるかなとも思いましたが、慣れることはなく、住み続けると健康被害は広がるようです。
古民家暮らし後悔その３ 「入居してすぐに玄関の戸の開閉が出来なくなるも、不動産屋から無視される」
時系列的は地震よりこっちが先なのですが、入居して1ヶ月で玄関ドアの開閉が出来なくなりました
今まで開かなくなった時は旦那が力づくで直していたのですが、この日、旦那は出張中。
お困りごとはこちらへという不動産屋のラインに連絡するも……まさかの既読スルー
翌朝小学生の息子が学校に行くために、子供一人が出られるスペースをなんとか開けるも、今度は玄関が閉まらなくなる。
不動産屋が開く時間に電話する。
「玄関の開閉が出来なくて、困っているのでなんとかしてください」と訴えるも、
電話口の女性「社長案件なので…。社長がライン見てると思うんですど…」
わたし（見てるだけは困ります）「きちんと対応してください」と強めの口調で言うと、業者を手配するとやっと言ってくれた。
玄関を開けっ放しのまま６時間以上が経過…。時間に遅れて業者がやってくる。
力づくで閉めて、これ以上は何も出来ないという。
私「今までも硬くて開閉出来ないことが何度もあった。戸がまた開閉出来なくなるのは困るので玄関戸を変えて欲しい」と伝える。
「オーナーさん次第だと思いますが、また不動産屋から連絡します。時間かかると思います」
と言われて、３ヶ月一切音沙汰なし！地震後にこちらからしつこく催促してやっと戸を取り替えてもらいました。
その間も何度も玄関は開かなくなったり、閉まらなくなったり、鍵がかからなくなったり、本当に不便で大変でした。
入居してすぐに不動産屋と大家に不信感が募る。
古民家暮らし後悔その４ 「窓を閉めているのに、家の中にアリが大量発生！」
この家に住んで半年で2回アリの大発生がありました。
網戸に隙間があるので、普段家の窓を開けていない我が家。
窓を閉めているのに、家の中にアリが大量発生しました！しかも２回も！
アリの侵入経路を調べていると、2回とも縁側の木の隙間でした。
建物の隙間から入ってきていました。今はその2個所をマスキングテープで塞いでいますが、また違う隙間から入ってきそうで恐怖の日々。
古民家暮らし後悔その5 「家の傾きによって体が歪む。腰痛、肩凝りが酷い」
後悔その２「家の傾きによって体調不良が起こる」に似てるのですが、自律神経だけでなく肉体にも健康被害が出てきています。
ある日、寝違えてしまい整体へ行くと、首だけでなく体全体がかなり歪んでいるという。
家が傾いている話になり、体の歪みの原因はそこにあるのではないかとのことでした。
人は平らなところでしか生きられないそうです。特に寝る場所は大切。ベッドだけでも平行になるようにしたほうがいいとアドバイスをもらいました。
ベッドに傾いている方に物を挟んだりしてみたけど、腰痛も出るようになってきました。早く引っ越したい。
古民家暮らし後悔その6 「隙間風！極寒の古民家。光熱費が高すぎる問題」
隙間風が酷いし、冬は極寒です。
隙間テープやビニールカーテン、窓に貼るプチプチ、窓の前に置く冷気断熱パネルなどいろいろ駆使しましたが、とにかく寒い。
冬は電気代、灯油代、ガス代がかかりまくりました。（ただでさえ値上げしてるのに）
今まで住んでいたマンションって機密性が高かったんだな。
住んでいた時は気がつかなかったけど天国だったなぁと思いました。
でも古民家が寒いというのは想定内のことだったので、これはまぁしょうがないかなと言う感じです。
その他細かいことはまだまだあるのですが、今現在住んでいる古民家の一番大きな問題は安全に暮らせる家ではないということ。
大きな地震が来たら危ないし、家の傾きによって健康被害がある。
今まで住んだ家の中で一番好きだけど、一番嫌いです
そして、不動産屋と大家の対応が悪すぎる。（もっと対応が酷いやりとりがいろいろありましたが、これもまた後日書けたら）
ここも安心して暮らせないマイナスポイントです
安心安全健康に勝る物はないですよね。
この家に住んだことに本当に後悔しています
新しい家に早く住みたい。新しい家は安心して暮らせるように作っていこうと思います