信頼とは


信じて委ねること

この人なら大丈夫と

感じられること


それは多くの場合

これまで培ってきたものや

積み重ねてきた実績で

できていると思う。


それは

誰もが認めるような

大きな成果に繋がっているか

否かに関係なく

これまでの選択や

自分自身の扱い方で

自然と形作られている。


在り方が滲み出るとは

このことなのかもしれない。


気持ちの面だけ

どんなに言葉を尽くして

伝えようとも

行動が伴わなければ

説得力に欠ける。


仕事が長く続かなかった

創作も完全に気分次第で

取った資格を生かした就職もしていないし

頑張ると言った貯金もうまくできず

家事さえ、文句を言いながらやる日もある


書いているだけで情けなくなってくる。

良し悪しの話ではなくて

違和感に気づき

苦しさを我慢せず

道を選び直すことは間違っていない。


けれど私はそれを繰り返した末

「だから私には何にもないんだ」

と結論づけて、動くのをやめた。


私は生きてるだけで

価値があるんだから


ここまで生きてきたこと自体が

充分な成果なんだから


そう自分の中で設定することで

行動が軽くなり

心も軽くなる。


だけどそれに甘んじて

外側に対して

全く働きかけずにいたのなら

それは怠慢でしかないし

気持ちが本当の意味で

満たされることはない。


結局

私は信頼に値しない

在り方を選んできたのだ。


「できることさえ積み重ねてこなかった」

ということだ。


目黒区総合庁舎の

エントランスの天井のモザイクタイル


ただこれまでの

行動や選択の結果が出ているだけ


ここから選び直していくしかない。

積み直していくしかない。