ネット上に自分の作品を公開することは

中学生の頃からやっていた。

自分でHPを作って、ブログも書いていた。

だからこうやって自分の表現を

不特定多数に向けて

公開すること自体には抵抗がない。

 

けれど

私のことを既に知っている人に

これらを見せるとなると

途端に怖くなる。

 

「こんなこと思ってるんだ」

「こんな趣味なんだ」

 

どんなことを思われるのか

否定的な反応が返ってきたら

と思うと怖い。

知られるのが怖い。

 

表現したくてしてるはずなのに

それを隠さねばと感じている。

矛盾している。

 

職場や家での自分と

SNSやブログを書いている自分と

二次創作やってる自分

そうじゃない絵を描いてる自分

 

何人もいる。

バラバラだ。

そして互いが互いを隠そうとしている。

 

甲賀駅の天井には忍ぶものたちがいる

 

全て一緒くたにしたらいいとか

全て曝け出したらいいとか

そういうことでもない。

 

あれはこっち

それはそっち

と、いちいち境界線を引いて

演じ分けるようなことも

疲れてしまう。

 

どう捉えて着地させるのがいいか

今はわからない。