デンマークと出会って20年。

 

2002年に研究員としてコペンハーゲン大学に留学しました。

 

その後、デンマーク往復の20年は長いようで、あっという間!

 

こちらアメブロにもデンマークの話題をたくさん書いてきましたが、先日、代官山の北欧家具店Greeniche様の特集記事にアメブロ記事を掲載いただきました。

 

 

👇「みんなが集う空間の魅力」の記事のスライドページに下記の記事があります。

 

 

 

元記事はこちら👇

 

 

 

 

こんな時代だからこそ、「集う」ことの意味を改めて考えさせられます。オンラインでもなく、直に集うことを!

 

 

上記、「集いの場・アブサロン」の仕掛けは、日本でもお馴染みのフライング・タイガー・コペンハーゲンのオーナー、ライボシツ氏によるもの。

 

flying tiger copenhagen

お店にいくと、「安価なもので生活を楽しく!」のコンセプトが伝わります。

とても楽しく元気になるお店。もちろん環境に配慮し、単に安ければいいという考えではありません。

 

 

 

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デンマークと私の20年...

 

平等に与えられた【時間】に何をするか、してきたか...

 

 

デンマーク社会の20年は、変わらず「人」にやさしい、環境にますますやさしい。人と環境の優先順位が高く、一歩も二歩も前に進めている。どんどん進めているという感じです。

 

 

農業国でもあるからこそ、オーガニックにシフトし、

オーガニック商品を人々がどんどん買える環境にし、

例えば、鶏のケージ飼いをどんどんやめていくことも。

 

 

寒さ厳しくメンタルダウンが避けられないから、

どうにか人が元気にあれるような予防に力を入れることも忘れない。

 

 

孤立や孤独を少しでも回避するにはどうしたらいいかと考え知恵を出し合う。

 

人は人で支えられて、互いに寄りかかり合いながら生きています。

 

スマホやロボットでは暇はつぶせても、心の隙間は埋まらない。

 

 

コロナでのソーシャル・ディスタンスを取る時期があっても、デンマークは、みんなが集い、マスクなしで、ダンスをし、歌を歌い、食事をする場を早く提示してきました。

 

 

賢くおそれて、賢く進み、変化させていくことが大事な時代だろうと思います。

 

 

 

どうしたいかのビジョンを皆が考える社会、一人ひとりが考え動く社会は強いですね。

 

 

北欧では、同様に幸福度の高いフィンランド。

 

フィンランドの動向は(ロシア情勢もあり)見逃せませんが、築き上げてきたこの100年(もしかしたらたった数十年で!)誰もがうらやむ「フィンランド・ドリーム」を築き上げた背景にはヒントが満載です。

 

 

 

 

 

デンマークはもちろん、フィンランドの教育事情を知るとしみじみ、

 

私が大学で、【講義の大教室の目の前の3-4年生の200人が(当然)全員が20-21歳の男女だという光景】は、「異様」だ。

 

同世代の者同士で(しか)学び合えない狭さ、同質さ、人生のワンレールを疑いたいです。学び合い=互いの経験値の交換を豊かにできるように。

学生が、学外のネットワークをどんどん広げていけるといいです。

 

ヒンメルカレッジ、ヒンメルゼミも、そんな場でありたい!

 

 

高等教育、これから、どうなる、か。。。な。。。

 

 

 

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