土曜授業があった2日、帰宅した長男の顔がどことなく沈んでいました。
お昼ご飯は、大好きな父さんによるラーメンなのに、食卓についた顔がいまいち。
季実治さんも気づいて、
父「どした?なんかあったか?」
長男「べつにー ちょっと考え事」
父「おいおい元気ないなー せっかくみんなでお昼ご飯だぞー」
長男「うん、、、」
そのやり取りをしながら、ちょっと涙ぐむ長男を私は見逃しませんでした。
何かあるな。これは友達関係の何かに違いない。
長男は感情豊かで涙ぐみやすいので分かりやすいです。
気持ちを切り替えて楽しくラーメンを食べました。
野菜たっぷりの味噌ラーメンでした。
次男三男のおもしろ話に気持ちも和らぎます。
もちろん、何があったか聞きたくてうずうずもします。
友達とトラブった?嫌なことを言われた?
逆に自分が嫌なことをしてしまった?
ここは我慢。観察に徹します。
「愛ある放置」ですね。
お昼を食べて少し表情が穏やかになりましたが、午後、長男と二人きりになった瞬間にしっかり目を見て伝えました。
母「考え事は自分ひとりで考えられる?」
長男「うん、自分で出来るよ」
母「じゃあよかった。でも困ったらいつても言って。ひとりで考え過ぎるときつくなることがあるからね。」
長男「分かった!」
パッと表情が晴れました。
最近、どんどん成長しているのを感じます。
もちろんお風呂は別に入りたい年頃だし、今回のことに限らず、一人で何やら考え込んでいる様子も時々あります。
ちょっとしたことにイライラしたりもあります。
ありますよねーー。何だか心身のアンバランス感。
親にすべては言いたくない気持ち。隠し事だってあるある!
(私はむちゃくちゃあったなあ!)
一人で歩きだしていこうとする姿が、ぎこちなくも逞しく、嬉しい思春期への突入です。何も言わずに黙って見守ります。「愛ある放置」は親業スキル。
・・もちろん、季実治さんとは十分話します。
長男の状況を説明して、よく見てあげてね、男同士だからこそ話せることがあると思うから、その時はあなたの言葉で伝えてねと。
ひとりじゃないと思えるのが家族
今日はどんな声で「ただいま!」と帰ってくるかな。
ピカピカの1年生の頃。
大きくなってしまって、どんな風に彼が小さかったか思い出せないほど。

