久しぶりに「デンマルク国の話(内村鑑三)」を読みました。
「1864年にドイツ、オーストリアの2強国の圧迫するところとなり」、「開戦の不幸を見」たものの、敗れて「困窮の極に達し」た歴史。
「国は小さく、民は少なく、しかして残りし土地に荒漠多しという状態」であり、こういう時こそ、「国民の精力」が試されたのです。
「戦い敗れ、国は削られ、国民の意気消沈しなにごとにも手のつかざるときに、かかるときに国民の真の価値は判明するのであります。」
・・・「 」は本文より。(以下同様)
調子がよく元気がよく上手くいっている時の政治は、どんなつまらない政治家にもできる。
ビジネス展開だって、どんなつまらない実業家にも出来る。…とも言っています。
「難いのは戦敗国の戦後の経営であります、国運衰退のときにおける事業の発展であります。戦いに敗れて精神に敗れない民が真に偉大なる民であります。」
こんな時だからこそ、
次にどんな社会を描くのかと夫婦で話しが進みます。
ぜんぜん難しい話ではないです。
身近な(自分たちの)暮らしの中のモヤモヤや疑問を夫婦や親子でお喋りすることから。
私「SNSで誹謗中傷が急増しているように聞こえるけど本当?なぜ?(オリンピック金メダリストの方々へ相当な誹謗中傷があるとの記事より)」
子「日本でワクチンが打ちたくてもすぐ打てない人がいるのに、日本から海外へワクチンを大量に輸出しているはなぜ?」
答えも解決策もまるで一つじゃないからこそ、話してみます。
なぜだろう、どうしてだろう、どうしたらいいんだろうって。
次世代を生きる子どもたちとは(親子で)ぜひ話す必要があります!
