ずいぶん前、スーパーの前で、低学年男子がお母さんに、

 

「お母さん、自分のお小遣いなら、好きなものを買ってもいいっていったじゃないの!」とプリプリ怒っていました。お母さんは口ごもりながらも、「でもね、あれはね、*+$%#?」買わないよ、それはダメよ、という理由を、子どもはまったく納得していませんでしたが、反論。していました。

 

あるあるねぇ、分かるわぁぁぁ、、と思いながら、聞きました。

 

「親として」「お金を稼ぐことはとても尊くも大変なこと」だから「お金は決して【ムダに】使ってはならないこと」伝えたいことがたくさんです。

 

 

子どもはすぐには理解できません。少なくとも我が家は。苦笑。

モノも情報も溢れる時代、すぐ手に入るような錯覚にも陥ります。

 

だから「繰り返し・繰り返し」話さなければならない、とてもとても大事なこと。お金のはなし。

 

皆さんの家庭では、いかがですか。

 

 

子どもが自分のお小遣いで、

・100円のアイスを買いたいという

・200円のシールを買いたいという

・600円の漫画本を買いたいという

・1,000円のカードを買いたいという

・5,000円のゲームを買いたいという

 

 

そう申し出てきた時、次に、どんな会話、プロセスがありますか。

 


金額、買いたいモノ、買いたい熱意、現在何を持っていて何が欲しいのかのバランス、いろいろいろいろ、子が見る世界と、親が与えたい世界には乖離があり、嗜好の差もあるし、一筋縄ではいかないこと、あります。


 

我が家が特に大事にしていることは、

【親が決めつけない】ことです。

 

別人格の子どもたちの話を、聴く。


子は親のロボットでなし、価値観を押しつけたり、操縦しない。その自覚なくも、まさか無意識にそうなっていないよね?と、冷静に立ち止まることも必要です。

 

 

我が家は、しょっちゅう開催される家族会議(!)にて、互いが理解し、納得してつくったルールだって、子どもたちが「いつの間にか忘れている」ことはよくあること。


おいおい!と突っ込みどころ満載なのですが、そういう段階だと理解し、イヤというほど、うんざりするほど、繰り返し、繰り返し、大事なことは話し続けます。

 

だからルールが守られないなら、普段は優しくて大好きな父さんからの時に受ける【落雷】は最強。

 

 


数日前、ふたりがある買い物をしたいと申し出てきた際に、「こづかい帳」を書き忘れていることが発覚しました。しばらく前には収支が合わず、不明金として帳尻を合わせているし、何なんだ、と。

 

 

落雷 雷親父出現

 


しかも、ヤバイまずいしまった!と長男はフリーズ。

よくよく見ると、こづかい帳の計算ミスにさえ気づかないまま思考停止になっているから再落雷。

 


「ミスは誰にでもある、それをどう解決するかの動きが遅い!」と。

「ミスの原因は何か、それを修復するにはどうしたらいいのかと知恵を絞れ!」と。

 

いつまで収支があっていて、何を買ったか思い出させ、可能性のある日の行動と買い物を徹底して洗い出し。

 

 

お金の使い方が綺麗な大人に、何事にも誠実な人であれ。