母がうんうん唸って、これは面白い面白いと読んでいた書籍を、拝借しました。

 

こちら:


 

未曾有のハプニングが重なりに重なっているなか、本当に日本はどうなるのだろうと、先日、久しぶりの友人との再会ランチ時間でさえ、つい、真面目に語り合いました。いろいろな話をする仲なのですが、こんなに真面目に語り合う、話題にせざるを得ない切羽詰まった社会の状況のような気もします。

 

 

難しく言うと、

しほんしゅぎ のこと。資本主義。

んんんん、難しそう。?

 

先日、FBで流れてきた記事と、リンクもしました。

 

FB(宣伝広告)では、要約すると、ウェブデザインの仕事を、何より最短で最安で身につけることは可能で、終了後は、明日にも貴方に仕事を渡しますよ、という記事。今の時代に、2桁、3桁の金額を出して、数ヶ月、数年とスキルを身につけるなんて【ムダ】でしょう?と。

 

ふむふむ、最短で最安でスキルが身につき、仕事になるなら、いいね。

時間やお金に制約がある人にとっては対等にチャンスがあるってこと。

 

 

と頭をよぎったのですが、

 

 

上記の本を読むと、かなり考えさせられるこの手のキャリアプラン。

 

つまり、同じように、最短で最安でスキル身につける人が数多く出てくる社会の先には、例えばそのスキルの市場の価値は下がる一方だし、競争も激化。私だからこそできるスキルではなくなる。誰でも出来る仕事(スキル)は、対価だって、上がることは、ないのです。

 

 

すべてが商品になっている時代、教育でさえ商品になっているし!、働く人もモノのような扱い、使い捨て!ダメダメ、そんな社会では成長も進化もありません。

 

 

書籍より:

「私はスキルがないから、価値が低いです」と自分から言ってしまったら、もうおしまいです。(略)そうではなく、「自分にはうまいものを食う権利があるんだ」と言わなければならない。人間としての権利を主張しなければならない。

 

 

感性を取り戻す時代に来ている。と。

豊かさ、幸せ、何だろう。自分の内面のことも大事。

かけがえのない個人。

心まで疲れさせ、貧しくならないように。