ある夜、お布団に入りながら、長男がぽつり。
「Z君のお家、ゲーム時間は無制限なんだって」
私「無制限って、平日も休日も時間ルールは無し?」
長男「そうーー」
(「いいな~」とボソッと呟いたような、空耳だったような間の後すぐに)
長男「でもあれ、ぜったい、お母さんとZ君との話し合いがまったく無いね(妙に断言)」
私「!?話し合い?!」
長男「だって、いくらなんでも無制限ってーー」
私「例えば、ゲーム以外の勉強や生活の他の事がしっかりしてるからお母さんも安心してるとか?」
長男「この前、気になって「漢字テストどうだった?」って聞いたら、「んーーーまあね」って言うから、見たら、0点だった」
私「れ、れい点??!?」
注:大問5問に2つの漢字があり(例えば、①がっこう(学校)へ②いく(行く)。みたいに、両方正解で○となるので、10個の漢字記入のうち、いくつかは○があっかもしれない、と長男は補足していましたが。
長男「最近、お母さんも怒ったみたいで、6時間勉強しなさい!って言ったらしくて、この前6時間勉強したって言ってた・・・」
詳細事項は不明であるも、
長男が「親子の話し合いがない」と判断することにハッとして、さらには「Z君は一人っ子だから、ゲームでのきょうだい喧嘩もないから、僕たちみたいに兄弟喧嘩が理由でゲーム時間が制限されたりもないんだよねー」と苦笑いする。
ふむ。
「兄弟喧嘩って必要かもしれないよ。だって、つい、自分一人で適当になっちゃうことが、不毛な喧嘩のせいで、話し合いになるじゃない?で、結果、ゲーム禁止令が出たりする。」
ーーー別日
夫「我が家は動物園みたいだ」
私「・・・・」
夫「いいんじゃない、賑やかで、いや、それでいいよ」
私「・・・・」
夫「みんなそれぞれに意見があるんだから、うるさくて当然」
私「・・・・それはそうだけど」
このコロナ禍、感染者数も日増しに増えてきているのに、GOTOキャンペーン。
東京を外して?んんんんんー
それぞれに、それぞれの立場で、いろいろな意見を出していたら、こんなストーリーになっているだろか!?
いろいろなコトが右往左往して、何をどうしたいんだか、さっぱり分からない社会。動物園以上に動物園な社会で。
短絡的な、目先優先の事には、十分な話し合いは無い証なのだと、子どもたちだって気がつくよー。
そのうち子どもたちが、
「政治って、テレビによく映るこのおじさんたちがする仕事のことを言うんでしょう?」「コロナのこともおじさんが決めるんだね?」と言い出す日も近い、ぞ。。。
私たちの行方
