コーチとして、コミュニーションの「スキル」を持ち合わせているし、コーチングが子育てに(他の場面でも)役に立つと心底思っているのですが、私自身の基本は、生身の人間同士の対話、その場の空気感や環境全体も含めたコミュニケーションというスタンスで、スキル云々でもなく、戦略を立てるわけでもなく、心から沸いてくる言葉を、本当に重視しています。

 

子どもたちとの対峙:

「対峙」を辞書を引いてみると、

 

山などが並んでそびえること。

ふたつの勢力が向き合ったまま動かないでいること。

対立する者どうしが、にらみ合ったままじっと動かずにいること。

 

 

私も中間子(2番目:兄-私-弟)なので、次男坊の立場はよく分かるのですが、ずる賢いけど・繊細で・真面目だけど・不真面目で・大胆だけど・慎重な、そんな成長まっさりの8歳、小学2年生とのリアル対峙。

 

一度声かけをして行動することはまずありません。

自分の気が進まないことはなかなか行動しません。

やりたいことも自分で「する」と自分のタイミングが大事です。

 

2歳児を本気で怒らせて泣かせても平気で、さらに輪をかけて泣かせます。

(が、その2歳児から相当に慕われているあたりはさすが)

 



私の声かけ(叱る時、注意する時はもちろん)は200%反抗的。

私自身は、子どもたちが親に反抗的態度(言動)を取るのは、「しめしめ!でかした!」と思っているので、全然OKです。

遠慮して顔色を伺って話すようになったりコソコソし出したら終わり。だと思っているので。

 


 

でも、先日、基本的にやんちゃな反抗的次男坊が、ぎゃあぎゃあ言い出したので断言しました。

たまたまその時、キミハルさんが次男坊の調子をうまく高め安定に仕向けようと声かけをしたので、特に。

 


「貴方(次男坊)が調子よく順調に行動してくれるために、お母ちゃんはあれこれ言い方を工夫することは出来る。そうするときもある。だけど、そういう(お母ちゃんからしたら)見え透いた言い方ばかりはしない。ド・ストレートに言い放つ時があるから覚悟しておいて。それで言いたいことがあれば遠慮無く言うように。」と。

 

 

家族をつくるうえで、もっとも重視しているのが、風通しのいい関係。感情のやり取りができる関係。

 


コーチングスキルで対峙する相手の持ち味を引き出す問いかけはあるけど、相手に時に強烈にレーザーを当てることもある。グサリとね。

うまくレーザーが効くか、親(コーチ)として試されています。

愛あればこそ。です。

 

 

ある日。外遊びでシャワー後のアイスに漫画。僕も!とあいだに割り込む三男坊。