いつから「親」は偉くなったのでしょう、なぜか、偉そうにしているのもなぜでしょう、ね。

皆さんはどうですか。

 

 

 

宿題は見ます(^^)(^^)
 

 

 
 
子どもは子どもなりの意見があり、生まれた瞬間から個性を爆発させています。ひとつひとつ親の反応、夫婦関係を見ながら「いろいろな」ことを見て成長しています。
 
その自覚と覚悟をもって、親は、夫婦は、大人は、一人間として成長し続けなければと思っています(自戒込め)。
 
 
親子関係で言うならば、親は、当然、経験値が違うし、持っている知識量が違うし、(年代によっては)経済力があり、親としての責任をたくさん背負い、折々で重要な判断も迫られます。
子どもの意に添えない判断を下さざるを得ないことだって、当然ある。
 
 
でも、親子関係は上下関係ではないと、強く信じています。一人の人間として、互いを尊重して接する関係であるべきだと。強くそう願っていて。
 
ティーチングすることはもちろんあります。
分からないことは教え伝えなければならない。時には強い口調で教え、指導も必要。でも、繰り返しますが、それは、上下関係だからではない。
 
常にダイアローグ。私はこう思うけれど貴方はどう思う?と確認しながら進む、地道な作業。
 
 
私は都市政策(都市計画の住民参加)を研究していたら、「街」の云々やデザインというより、「人」のあり方、生き方に巡り巡ってたどり着いた、という経緯なのですが、今期の大学生と、都市政策の講義項目で最も重視している「住民参加、対話、コミュニケーション」の回に簡単なアンケートを実施しました。
 
 
下記赤字部分は、その一部です。家族で議論の必要性を感じるものの、実際には出来ていない学生から、個別具体の見解です、一部掲載します(原文まま)
 
 
はてさて、読んでみて、どう感じますか。貴方の家族ではいかがですか。育ちの家族で、そして、いま育んでいる家族においては?
 
他にも本当に興味深い論点がたくさんあり、嗚呼、もうそろそろ(家族の関係は)目覚める時にあるよー!
 
 
学生意見↓↓
 
●親の価値観を押し付けられる為。
自分の価値観、意見を話そうとしても親の
考えを強く言われてしまうと、発言ができ
まん。反論しても、毎回自分が折れてしま
います。

●親の方が立場が強い。

 
●父や母と対等な関係では無いので、議論が
行えないから。子供側から意見を言っても
取り合ってもらえないから。
普段は「お願い」という形で提案を行って
いるが、取り合ってもらえるかは親次第で
ある。

 
●父親の収入が家庭の出費のほとんどを支
えているため、議論を行う際、この現状が
頭の中に入ってしまって、意見を言うにも
父親の意見に沿うような発言しかできない
現状があるから。
また、父親がこれまで家族の重要な契約を
すべて行ってきたこともあり、父親の意向
に従えば問題ないという考えが根底にある
のも原因であると考えます。

 
●母に話しを聞こうという姿勢がまるで感
じられないから。

 
●話しても意味がないと感じてしまうから。
父は改善するといっても実際に取り組んだ
試しがないし、兄は自分が間違っていたり
直すべきところを認めたがらない。
母は、文句を言う割に、もういいよ
(私がやればいいんだから)と言って話したが
らない。妹と私は、そう言いながら当たら
れるくらいならちゃんと話し合ってほしい
と考えているが、どうせ変わらないだとか、
数年以内に独立して家を出るのだからそれ
までくらい我慢しようと思っている。と言
うわけで、家族や家にどのような問題が起
ころうと、議論にすらならない状況になっ
てしまっている。