中央大学、法学部で兼任講師をしています。

「都市政策論」を担当して2年目です。法学部だけでなく他学部から多くの学生が受講しています。


熊本の大学を退職し、家族同居のため上京後、思わぬ高齢出産で三男坊を出産した後の絶妙なタイミングで声をかけていただいて、教壇に戻りました。

 

 

今学期は、遠隔授業、しかも学期中すべてが遠隔授業と決定しました。

受講生170人近い学生と、実際に対面で授業ができたら、かなりエキサイティングなのだけど!

教室の空気感、一人ひとりの表情も感じられます。 今学期は仕方ありませんね。。。

 


コーチングのことで話すことがあった学生たちに、「どうして都市政策の講義を受講しようと思ったの?」と聞いたところ、

 

「シラバスを読んで面白そうと思って」

「都市や都市政策に興味があったから」

「去年受講した友達に聞いたら、その友達が【もともと講義中に内職をしようかと思っていたのに、講義があまりに面白くて内職どころじゃなかった】と言っていたんです」等など。

 

嬉しいコメントもたくさんあり、素直に嬉しかったです。


 

関心があるテーマを、より興味深く掘り下げるきっかけを作れるなら。刺激となるヒントが提示できるなら。


正解はないよ、白黒でもないよ、いろいろ意見があるよ、皆さんはどう考える?といつも話しています。

 

 

家で息子たちに話す時も一緒。あなたはどう考えるの????

「分からない」と言うなら、ちょっとだけヒントやアイディアを出し、

ひとつ何か言うならば、あと3つ出して?と言います。


 

自分の頭で考えることが大事。訓練です。こればかりは毎日の練習。考えることが当たり前になり、自分の意見をもつことが普通になる育ちが何より大事だと思っています。「あと3つ」と言うと、とたんに脳みそフル回転しますよ!知恵を絞ります。(大学生はもちろん、私たち大人も同じ!)

 


ゆえに、、、自分の意見を持ち出した、言い出した子どもたちの何とうるさいこと!ははは!!!(苦笑)

 

民主主義は面倒だ、と、誰かが言ってたなあ。実感しています。

民主主義は騒々しい。笑。


 

STAY HOMEはきっとカウントダウンに入っている、はず。もう少し、頑張ろう。

そしてこの家族密時間に、話そう。

 

 

早朝仕事をしていると、子どもたちも早起き(うむ、なぜだ)。

ボサボサの頭でTVを見ている大中小の息子たち。