専業主婦だった母と公務員(教員)だった父。

 

母は時代においては珍しく4年生大学卒で、結婚にはあまり興味なく(本人談)、仕事(ケースワーカー)をしていました。

お見合いで結婚して、意に反して?(時代背景から理解もし)専業主婦に。

トントントンと、ほぼ年子で3人の子どもの子育て(兄、私、弟)に。

 

 

「新聞も読む時間もなかったー」という台詞は何度聞いたかな。

わかります、私も子どもが家にいると何をするにも、超・隙間時間です。

 

 

幼少の頃から、自立心旺盛で、好奇心旺盛、何でも自分でサッサとする私。やりたいことがたくさんあり、習い事はすべて「やりたい」と願い出たもの。

 

 

子どもの頃から母は、「女性はしっかり働くべき。専門職がベター。自分の稼ぎが必要。男性は家事育児も出来るように。」と私たち子どもたちに言っていました。

 

当然のようにバリバリ仕事をすることを選んできた私。男性と対等に、願わくば社会全体から見ても中立的な立場でモノを言ったり書いたりしたいことも理由のひとつで、研究者の道へ。

 

とても険しい道のりでしたが、だからワクワクもしました。怖いもの知らず?、パワーもありました。笑。

 

 

バリキャリの高速道路から降りることなど、本当に(!)微塵も考えたことはなかったのですが、いろいろいろいろあって(遠距離家族を6年してヘトヘトだったし、息子たちの成長に日々父さんが必要と実感し、大学と家の往復でしかない日々に飽き飽きもし:出張、学会、研究会、、に参加することは相当に大変...)、自分で決断して、いったん高速道路を外れました。景色を味わいながら進む、ゆったりパーキングにも止まる、そんな人生。

 

 

何が起こるか、分からないもんだなあ、、と我ながらびっくりします。

 

 

間違いなく、母(78歳)は、バリキャリ・高速道路に乗っていた私を誇らしく見ていたと思います。もちろん父もね。

 

 

それを重々承知なので、

先日、家族全員がそろう食卓で、

 

 

今さらながら確認したく、「お母さんさあ、いま、私の仕事人生どう見える?(フルタイムの大学を離れて)がっかり感ある?(退職は)もったいなかった?」と聞きました。

 

 

そうねえ、ううん、どうだろうねえ、、、いろいろあるわねえ、、と答えに窮しつつ、


何とコメントあるかと待っていると、、

 

 

「でも、まあ、その判断は、死ぬ時にしか分からないよ!」って。


うわあ〜!!(^^)(^^)(^^)

 

 

すごくすごく有り難く、すごくすごく納得し、すごくすごく気持ちが軽くなりました。

 

 

自分は(過去)どうった、(いま)どうで、(これから)どうなるの、と、いちいち気にしていても仕方ない!

 

 

自分のコア(信念)に基づき、やるべきことをやる、のみ。

日々微調整しながら行動し、ビジョンに向かう。それだけ。大笑いしながら再確認しました。

 

 

嗚呼、幸せだった~と思える最期に向かって進む。

 

 

これ。

ウィズコロナ時代も、これ。忘れないでいよう。

 

 

 

人生は100年時代、どんな人生にするか、したいか。私・あなた次第(^^)です。

子どもたちにも話しています。

人生はあなたのものよ。